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お尻や足のしびれの原因は?「坐骨神経痛」について徹底解説

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公開日:2024.03.11

お尻や足のしびれの原因は?「坐骨神経痛」について徹底解説

お尻や足のしびれの原因は?「坐骨神経痛」について徹底解説

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

お尻や足のしびれ我慢していませんか?

今回は「坐骨神経痛」について詳しく解説していきます。

目次

坐骨神経とは?

坐骨神経は人間の体の中で最も太くて長い神経になります。

腰椎の4番目からその下の仙骨の3番目までの神経が合わさっている神経で、膝から下の総腓骨神経と脛骨神経という神経に枝分かれし、足先まで続いています。

坐骨神経

坐骨神経痛とは?

「坐骨神経痛」 

聞き覚えがある方は多いのではないでしょうか?

しかし坐骨神経痛がどのようなものかご存じない方が大半だと思います。

坐骨神経がなにかしらの原因で圧迫や伸長されると腰・お尻・足などに痛みしびれが出るものを総称して坐骨神経痛と呼びます。

坐骨神経痛はいわゆる症状の名前なので坐骨神経痛を引き起こす根本的な原因となるものは他に存在します。

坐骨神経痛の原因は

原因としては、骨や筋肉などが坐骨神経を圧迫することで痛みやしびれなどの症状が出現してくることが多いです。

そして圧迫される箇所によって疾患名が変わってきます。 

主に坐骨神経が圧迫される原因は以下の3つです。

  • 根性坐骨神経痛
  • 梨状筋症候群
  • 仙腸関節炎

根性坐骨神経痛 

根性坐骨神経痛とは文字通り神経の根本で圧迫される症状で「腰椎椎間板ヘルニア」「腰椎分離・すべり症」

その他にも「脊柱管狭窄症」などが原因となるものをいいます。 

腰椎椎間板ヘルニアとは?

背骨を構成する椎体と椎体の間のクッションの役割を担っている椎間板の髄核(円盤状の軟骨)が通常の位置からはみ出た状態のことです。

椎間板はゼリー状の組織で老化や過度の運動などによる力学的負荷によりはみ出る事で神経や血管を圧迫するため、

坐骨神経に沿った症状が現れます。

腰椎分離・すべり症とは?

腰椎分離症・すべり症は疲労骨折の一種で、背中をそらす動作ジャンプからの着地をするといった動作を繰り返すことにより、腰椎の椎体にヒビが入り、椎弓の部分が折れてしまう事分離症といいます。

その分離した椎体が前に偏移してしまうものをすべり症といいます。

スポーツを盛んに行っている若い方に多くみられる疾患です。

分離することにより神経が刺激され、坐骨神経の走行に沿った症状が現れます。

脊柱管狭窄症とは?

老化などによる変性変化によって脊柱管に狭窄を生じ、神経圧迫が起こることから坐骨神経症状が現れることをいいます。

中年以降の男性に多く、腰痛腰を反らす時の痛み運動制限間欠性跛行排尿異常会陰部のしびれ性機能不全といった症状が特徴的です。

間欠性跛行

歩いているとしびれが起きるが、椅子に座ったり、前かがみで少し休むとしびれが消えて再び歩けるようになること。

梨状筋症候群 

普段患者さんをみさせて頂いてもこの症状の方が多く見受けられます。

梨状筋とは骨盤を構成する「仙骨」から太ももの骨の「大転子」という部分に付着しています。

そしてこの梨状筋の前後、間を坐骨神経が通っているためこの箇所で圧迫が発生しやすいのです。

梨状筋は股関節を外側に回旋する筋肉なので股関節を過度に捻る力の繰り返しや、

骨盤のゆがみによって梨状筋に負担がかかり硬くなってくることが原因になります。

梨状筋症候群

梨状筋症候群の検査法

梨状筋症候群かどうか判断する方法としてK・ボンネットテストという検査法があります。

K・ボンネットテスト

仰向けで寝た状態で、片側の膝を曲げ、もう一方の足に乗せるようなイメージでクロスします。

曲げている側のお尻を伸ばすように圧を加えられた時にお尻から足に痛みやしびれが誘発された場合梨状筋症候群の疑いがある。

仙腸関節炎

仙腸関節とは、背骨の1番下にある仙骨と骨盤構成する腸骨という左右に扇状に広がる骨から構成される関節部分のことをいいます。

この部分は上半身と下半身をつないでいるので様々な衝撃に耐えられるよう靭帯などで強く支えられていることにより可動域はほとんどありません。

しかし長年の骨盤周りのクセや負担がかかること、骨盤周りに強い衝撃が加わることで炎症が起きることがあります。

坐骨神経を構成する仙骨の神経などがこのすぐ近くから出ている為、お尻や足周りに痺れや痛みがでてしまう場合があるのです。

坐骨神経痛の検査法

坐骨神経痛の検査法としてラセーグテストというテスト法があります。

ラセーグテスト

仰向けで寝た状態で検査したい側の膝関節と股関節を曲げ、股関節は曲げたまま膝関節を伸ばした時にお尻からもも裏、足に痛みやしびれが現れると坐骨神経痛が疑われる。

坐骨神経痛に効くツボは?

代表的なツボとして、委中、殷門、承山、承扶、内庭、腎中などがあります。

当院の坐骨神経痛に対する治療方法

当院では、まず坐骨神経痛の原因が何によるものなのか、しっかりとチェックしたうえでマッサージなどの施術に移らせていただきます。

原因や状態、おひとりおひとりに合ったよりベストな治療内容をご提案させていただきます。

筋肉の緊張(硬さ)が原因の場合や鎮痛効果を目的とする場合には鍼治療が有効です。

また、おおもとの土台から負担がかかりやすく、症状が出やすいお身体の歪みやバランスがある場合には整体骨格・骨盤矯正が有効です。

さらに当院では筋膜を介して直接神経に対するアプローチも可能ですので状態に応じてベストな内容をご提案させていただきます。

まずは一度お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

齋藤鈴華

齋藤鈴華Reika Saito

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師

幼少期からサッカーをしています。整骨院で治療を受け、けがで苦しむ仲間が笑顔を取り戻した姿に感銘を受けました。
皆様が痛みや不調に苦しむことなく、笑顔で過ごせるよう、全力でサポートいたします。