column

その痛み進行すると手術!?変形性股関節症について

  1. ホーム
  2. | コラム
  3. |
  4. その痛み進行すると手術!?変形性股関節症について
公開日:2024.08.09

その痛み進行すると手術!?変形性股関節症について

その痛み進行すると手術!?変形性股関節症について

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
「立ち上がりや、歩き始めの股関節の痛み」「歩く度に脚の付け根あたりに違和感があったり、痛みが出たり」といった症状に悩んでいる方は変形性股関節症が原因かもしれません。
今回は変形性股関節症の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチ、自宅での予防法などについて解説します。

目次

変形性股関節症とは何か?

股関節は太ももの骨である大腿骨頭が、骨盤の一部である寛骨臼という受け皿の部分に納まることで股関節と呼びます。股関節の骨には軟骨があり関節の動きをスムーズにする役割をしています。

変形性股関節症ではこの大腿骨の軟骨部分が寛骨臼にぶつかったり、擦れたりすることで軟骨部分がすり減り、炎症を引き起こします。子供の頃の発育不全や病気によって変形することや、長年の負荷によって股関節が変形する症状です。

変形性股関節症の種類

分類としては、四段階に分かれます。

(1)前期股関節症

初期症状として形成不全などはあるが関節軟骨のすり減りは見られず、寛骨臼と大腿骨頭の隙間も正常に保たれている状態。

(2)初期股関節症

関節軟骨がすり減って、レントゲンでは虫食いのような画像みられ、関節の隙間が一部狭くなった状態。

(3)進行期股関節症

関節軟骨がすり減り、寛骨臼と大腿骨頭の隙間がさらに狭くなって関節の隙間が消失している状態。股関節に痛みが出始めてからは、急激に症状が進行することが多いです

(4)末期股関節症

関節軟骨がほとんど消失し、関節の隙間も無くなった状態

骨どうしが直接ぶつかり合っているので、大腿骨頭の変形も大きくみられる。
痛みが強くなり、歩行にも制限を生じます。

変形性股関節症の原因と症状

変形性股関節症の原因は、一次性と二次性の大きく2つに分類されます。

原因(1) 一次性

原因不明の関節痛で関節軟骨が摩耗、変性して起こるものを一次性といいます。

原因として、加齢変化、体重増加、肉体労働、スポーツなどによる過負荷が考えられています。

原因(2) 二次性

二次性は、先天異常や後天的な疾患に引き続いて発症する関節症で、主な原因となる疾患として先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全によるものが多い。この臼蓋形成不全は圧倒的に女性に多いため、変形性股関節症は男性よりも女性に多い疾患になります。

症状はどんなものがあるか

変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は脚の付け根にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じることがあります。変形性股関節症が進行してしまうと、その痛みが強くなり、場合によっては持続的に痛みがでることや夜中に痛みで寝付けないなどに悩まされることもあります。
日常生活では、可動域制限が進行すると足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式のトイレや正座が困難になります。階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。

当院が推奨する変形性股関節症の予防法は?

当院が推奨する変形性股関節症の予防法は、太ももの内側の筋肉(内転筋)や前ももの筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)を普段からストレッチやトレーニングをして鍛えることが必要です。そうすることで、股関節が安定してスムーズな歩行を可能にしてくれるので股関節への負担が減り変形しにくくなります。 変形性股関節症になると、関節の周りの組織が硬くなり、股関節の可動域が狭くなります。さらに、痛みを生じることで活動量が低下し、筋力が衰え、 股関節の安定性も低下してしまいます。股関節が不安定になることによって、歩行などの日常動作に支障がでて、ますます痛みを引き起こしてしまう可能性があります。痛みが出ないように普段からのリハビリがとても重要になってきます。

当院の治療について

当院では痛めた部位の動き、周辺筋力や全身の姿勢などの評価を行います。痛みの原因を特定し、股関節に負担をかけないような関係する骨盤の矯正や筋膜の調整、電気治療などをさせていただき、症状によっては鍼治療で股関節周りの硬くなっている筋肉の緊張緩和をさせていただきます。また、受傷を未然に防ぐ為にお身体のバランスを整えることや必要な筋力を維持することも大切になります。怪我や痛みがなく快適な生活が送れるようサポートさせていただきますのでお困りのことがありましたらまずはご相談下さい。

症状や日常生活での状況によっては病院の受診をおすすめさせていただくことがございます。患者様それぞれの日常生活や症状に合う提案をさせていただきますのでご安心ください

まとめ

変形性股関節症では大腿骨の軟骨部分が寛骨臼にぶつかったり、擦れたりすることで軟骨部分がすり減り、炎症を引き起こします。子供の頃の発育不全や病気によって変形することや、長年の負荷によって股関節が変形する病気です。変形性股関節症の原因は、一次性と二次性の大きく2つに分類されます。変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は脚の付け根にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛や夜間痛に悩まされることになります。

当院が推奨する変形性股関節症の予防法は、太ももの内側の筋肉(内転筋)や前ももの筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)を普段からストレッチやトレーニングをして鍛えることが必要です。鍛えることで、股関節が安定してスムーズな歩行を可能にしてくれるので股関節への負担が減り変形しにくくなります。股関節が不安定になることによって、歩行などの日常動作に支障がでて、ますます痛みを引き起こしてしまう可能性があります。

痛みが出ないように普段からのリハビリがとても重要になってきます。

当院でのアプローチは、骨盤矯正を行い股関節の可動域を広げ根本的に負担のかかりづらいお身体づくりをしていくことができます。

また、原因となっている筋肉へ手技での筋膜リリースを行い痛みや筋肉の動き、硬さの改善を行っていきます。

症状が強い時期には鎮痛効果を目的とした鍼治療を行うことが可能です。

他にもそれぞれの患者さんに合ったトレーニング方法をお伝えさせて頂いております。

まずは、しっかりとお身体の状態をチェックした上でその方に合ったベストな内容をご提案させていただきます。

股関節の痛みでお悩みでしたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください!

この記事の執筆者

須賀啓

須賀啓Akira Suka

柔道整復師

私は学生時代に部活動で怪我をしたことがきっかけで、日々のケアや痛みのない生活がどれだけ大切なのかを実感しました。
今度は私が、「身体のケアだけでなく、心のケアまで!」をモットーに、皆様のライフスタイルに合わせた身体作りを全力でサポートさせていただきます!