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意外と知らない女性ホルモンと月経の関係

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公開日:2024.07.20

意外と知らない女性ホルモンと月経の関係

意外と知らない女性ホルモンと月経の関係

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

月経痛が激しい」「PMS・月経前症候群」「ホルモンバランスの乱れ」などに悩まされていませんか?

今回は「月経周期とホルモンバランス」についてご紹介します。

初経を迎えてから閉経までの約40年間を女性は女性ホルモンと生きていきます。

女性ホルモンは、女性らしさ・出産などの働きをサポートするだけでなく、健康状態の維持美容にも深い関わりがあります。

目次

女性ホルモンとは?

女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つがあり、どちらも卵巣から分泌されます。それぞれ詳しく説明していきます。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

  • 乳房や性器の発達を促進する
  • 丸みのあるラインなど女性らしい体つきにする
  • 子宮内膜を増殖させて妊娠の準備をする
  • 骨、血管、関節を健康に保つ
  • 認知機能を維持する
  • 肌や粘膜を潤す
  • 子宮内膜症や子宮筋腫、子宮体がん、乳がんなどの病気を悪化させる

女性らしさに最も関わるホルモンです。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

  • エストロゲンによって増殖した子宮内膜を育て、受精卵が着床しやすい状態にする
  • 体温を上昇させる
  • 食欲増進
  • 水分をため込む
  • 腸の働きを抑える
  • 眠気を催す

子どもを産み育てることに関わるホルモンです。

月経周期って何?

この2つのホルモンが分泌される時期には変動があり、そのタイミングに合わせて4つの時期に分類されます。

卵胞期

月経の開始後約1~14日

卵巣からエストロゲンの分泌が多くなり、子宮内膜が増殖する時期です。

排卵期

月経の開始後14日目頃

卵胞期のエストロゲンの分泌量がピークに達すると脳から指令が出て、卵巣内にある卵胞から卵子が飛び出し排卵が起こる時期です。

黄体期

月経の開始後約14~28日

排卵が終わり、次の月経が始まるまでの約2週間の期間で、女性ホルモンの1つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が主に分泌される時期です。

子宮内膜が育ち、妊娠しやすい状態になります。

排卵後の卵胞が黄体に変化する様子から黄体期と呼ばれています。

月経期

妊娠しなかった場合は子宮内膜を排出して子宮内をリセットする時期です。

このように女性のお身体の内部では、妊娠の準備として様々な変化が起こっています。

月経周期

また、このホルモンの流れが崩れてしまい体調を崩してしまう女性も少なくありません。

症状の多くに頭痛月経前症候群(PMS)があるので、具体的にどんなものなのか詳しく説明していきます。

月経前に頭痛が起こりやすいのはなぜ?

月経前に頭痛が起こる原因として、エストロゲンの分泌量が低下することで血管が収縮と拡張を起こすことや、身体に水分が溜まりやすくなることが考えらます。

また、卵胞ホルモンの分泌が減ると脳内のセロトニンという精神状態を安定させる物質も減少してしまいます。

セロトニンには血管収縮をコントロールしたり、痛みを抑えたりする働きがあるため、頭痛が発生すると考えられています。

PMSって何?

PMSとは、月経前症候群月経前緊張症と呼ばれ、排卵後から月経までの3~10日の間に精神的、身体的な不調が起こることを指します。

月経が始まると症状が弱まり改善するのも特徴的です。

不調が長期間続いてしまうと病気になるリスクが増えてしまうため、注意が必要です。

PMSの症状ってどんなものがあるの?

PMS5~8割の女性に起こり、20〜30代の方に多く見られます。

日常生活に支障をきたして悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

PMSの症状には、以下のようなものがあげられます。

精神神経症状

情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害など

自律神経症状

のぼせ、めまい、倦怠感など

身体的症状

腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張り、にきびができやすい、おりものが増えるなど

月経前症候群

PMSの症状を緩和するセルフケアの方法は?

PMSは、ストレスがあると症状が強くなってしまうのでいつも以上にリラックス休息を心がけましょう。

睡眠を十分にとることも大切です。

仕事や人間関係で心が疲れてしまったら趣味を楽しんだり、アロマテラピーや半身浴などを取り入れたりして休養をとるのもいいでしょう。

ストレスがかかると自律神経が乱れ、心や身体に不調が出てきてしまいます。

また、PMSというほどでなくても月経前は黄体ホルモン増加の影響で、だるさやむくみなどが出やすくなります。

食事面では、バランスの良い食生活を心がけることはもちろん、塩分や刺激物、糖分の多いものは摂りすぎないようにしましょう。

さらにカフェインを多く摂取すると利尿作用により身体が脱水状態になってしまいます。

その結果筋肉も硬くなります。

外側が筋肉で構成されている子宮も硬くなれば、経血排泄の収縮運動が強くなってしまい月経痛がさらに強くなってしまうのです。

脱水状態にならないようにカフェインは1日2杯までにしましょう。

当院でのアプローチ

月経痛は、骨盤周りの関節や筋肉の緊張をとり、柔軟性のあるお身体にすることが大切です。

当院では、骨盤矯正専用ベットでお身体の土台である骨盤の矯正を行うことが可能です。

また、ストレスで自律神経が乱れている状態の方には自律神経調整に特化した自律神経調整療法を行うことも可能です。

自律神経調整療法の施術方法としては、鍼治療と骨盤矯正を含めた手技で行う2種類があり、

鍼治療では、特殊な鍼と通電機器を使用し、微弱な電流を鍼に流しながら自律神経の影響が強い頭から足先、腹側、背側の全身に鍼を行い自律神経のバランスを整えていきます。

手技では、頭部から仙骨、内臓や呼吸に関係する部分などに筋膜リリースを含めた調整をすることにより、自律神経の働きを正常にしていきます。

手技で施術を行うため、鍼が苦手な方も安心して治療を受けていただくことができます。

お身体の不調が半年後・1年後・その後と繰り返さないお身体づくりのサポートをさせていただきます!

どんなことでも構いませんので、お身体のことで不明なこと・不安なことがございましたらお気軽にご相談ください!

まとめ

初経を迎えてから閉経までの約40年間を女性は、女性ホルモンと生きていきます。

女性ホルモンの働きは、女性らしさ・出産などの働きをサポートするだけでなく、健康状態の維持美容にも関わりが深くなっております。

女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つがあり、どちらも卵巣から分泌されます。

エストロゲン女性らしさに最も関わるホルモンとなっておりプロゲステロン子どもを産み育てることに関わるホルモンです。

この2つのホルモンが分泌される時期には変動があり、そのタイミングに合わせて卵胞期排卵期黄体期月経期に分かれています。

女性のお身体の内部では、妊娠の準備として様々な変化が起こっております。

また、このホルモンの流れが崩れてしまい体調を崩してしまう女性も少なくありません。

月経前症候群(PMS)排卵後から月経までの3~10日の間に精神的、身体的な不調が起こることを指します。

月経が始まると症状が弱まり、改善するのも特徴です。

PMS5~8割の女性に起こり、20〜30代の方に多く見られます。

PMSの症状は、ストレスがあると強くなってしまうのでいつも以上にリラックス休息を心がけましょう。

当院では、骨盤矯正専用ベットでお身体の土台である骨盤を矯正することが可能です。

また、PMSやストレスと関わりが深い自律神経の治療にも力を入れており、鍼施術手技で行う2つの方法がございます。

施術中に痛むことはほとんどありませんのでご安心ください。

お身体の不調が半年後・1年後・その後と繰り返さないお身体づくりのサポートさせていただきます!

この記事の執筆者

横田樹奈

横田樹奈Juna Yokota

はり師

私は接骨院を経営する父の施術で笑顔になる患者様を見て、私も人を笑顔にできる治療家になりたいと志しました。
患者様に寄り添い、丁寧な対応で「ここに来てよかった」と思ってもらえる治療家を目指します。