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肩から腕にかけての痛み?上腕二頭筋長頭腱炎かもしれません!
肩から腕にかけての痛み?上腕二頭筋長頭腱炎かもしれません!
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
日常生活で、肩の痛みに悩まされていませんか?
「腕を上げると肩の前が痛む」「肩の前側がズキズキ痛む」「仕事で肩が使えない」といった症状に悩んでいる方は、上腕二頭筋長頭腱炎かもしれません。
上腕二頭筋長頭腱炎は鍼灸整骨院で治せるのか、また、自宅でできる対策はあるのでしょうか。
今回は上腕二頭筋長頭腱炎の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチ、自宅での予防法などについて解説します。
上腕二頭筋って何?
上腕二頭筋とは腕の前面にある筋肉で一般的にいう「力こぶ」のことです。
上腕二頭筋は「二頭」筋という言葉の通り「長頭」と「短頭」という二つの筋肉が合わさり構成されています。
作用としては、肘関節を曲げる動作や上腕骨(腕の骨)を回外(親指を外側に向けるように腕を回すこと)させる働きがあります。
気をつけをした状態で上腕二頭筋の外側に位置する長い筋肉が長頭で、内側に位置する短い筋肉が短頭です。
上腕二頭筋長頭腱ってどこにあるの?
上腕二頭筋長頭腱は、上腕二頭筋長頭の肩関節に近い部分にあります。
結節間溝(大結節と小結節の間にある幅1cmくらいの溝)という骨の狭い溝に位置し、上腕骨頭(上腕骨の一部である頭部が球状になっている部分)の上を通って肩関節とつながっています。
上腕二頭筋長頭腱炎って何?
上腕二頭筋長頭腱は上記でご説明した通り、結節間溝という骨の狭い溝に位置するため、腕を上げたり肘を曲げたりする時に摩擦による影響を受けやすく炎症を起こしやすいです。
それにより痛みが発生し、肩を動かしにくくなった状態のことを上腕二頭筋長頭腱炎と呼びます。
上腕二頭筋長頭腱炎の原因は?
主な原因は肩の使いすぎ(オーバーユース)や加齢による筋力低下などがあります。
原因1 肩の使いすぎ(オーバーユース)
上腕二頭筋長頭腱炎は、肩を酷使する力仕事をする方や、野球、テニス、バレーボールなどのオーバーヘッドスポーツをする方に多いと言われています。
原因2 加齢による筋力低下
スポーツやトレーニングとは関係なく、40歳以上になると加齢により、痛みが出る場合もあります。
加齢により筋力が低下している状態で繰り返し肩に負担をかけてしまうとことで炎症が起こりやすくなるのです。
上腕二頭筋長頭腱炎は、いわゆる四十肩や五十肩と症状が似ており肩を動かせる可動域が少しずつ狭くなっていきます。
次第に腕が上がらなくなり、着替えや洗髪も困難になって日常生活に大きな支障をきたす場合があります。
上腕二頭筋長頭腱炎の症状はどんなものがあるの?
上腕二頭筋長頭腱炎の症状は、以下のようなものがあげられます。
- 肩の前側がズキズキと痛む
- 腕を上げると肩が痛む
- 物を持ち上げるときに肩の前側が痛む
- 頭を洗うときに肩が痛む
- ある特定の角度で肩が鋭く痛む
腕を前に上げたり、背中をかくような動作、物を持ち上げるような動作で肩の前側に痛みが起こるのが特徴的です。
重症化してしまうとどうなるの?
ひどくなると、結節間溝部を軽く触れただけでも痛みが出るようになりじっとしていても痛みが現れるようになります。
そのまま放置し続けると肩の可動域が徐々に狭くなり、やがて腕が上がらなくなってしまう可能性があります。
さらに病態が進行すると、慢性化したり腱の断裂を引き起こすことがあるので注意が必要です。
自宅での予防法はあるの?
以下のような方法があります。
- 肩に負担のかかる動きを続けることは避ける
- なるべく肘を曲げて物をもつ
- ストレッチをして筋肉を緩める
普段の身体の使い方と筋肉や関節のケアが重要となります。
当院でのアプローチ
症状が強い時期には鎮痛効果を目的とした鍼治療を行うことが可能です。
また、骨盤矯正を行い、肩の可動域を広げ根本的に肩に負担のかかりづらいお身体づくりをしていくことができます。
まずは、しっかりとお身体の状態をチェックした上でその方に合ったベストな内容をご提案させていただきます。
肩の痛みでお困りの方はまずは一度ご相談下さい!
まとめ
上腕二頭筋は「二頭」筋という言葉の通り「長頭」と「短頭」という二つの筋肉が合わさり構成されています。
気をつけをした状態で上腕二頭筋の外側に位置する長い筋肉が長頭で、内側に位置する短い筋肉が短頭です。
上腕二頭筋長頭腱は、結節間溝という骨の狭い溝に位置するため、腕を上げたり肘を曲げたりする時に摩擦による影響を受けやすく炎症を起こしやすいです。
それにより痛みが出て、肩を動かしにくくなった状態のことを上腕二頭筋長頭腱炎と言います。
主な原因は肩の使いすぎ(オーバーユース)や加齢による筋力低下などがあります。
腕を前に上げたり、背中をかくような動作、物を持ち上げるような動作で肩の前側に痛みが出ます。
そのまま放置し続けると肩の可動域が徐々に狭くなり、やがて腕が上がらなくなってしまう可能性があります。
さらに病態が進行すると、慢性化したり腱の断裂を引き起こすことがあるので注意が必要です。
上腕二頭筋長頭腱炎の予防法は、肩に負担のかかる動きを続けることは避けるなどの普段の身体の使い方と、筋肉や関節へのケアが重要となります。
当院でのアプローチとして、症状が強い時期には鎮痛効果を目的とした鍼治療を行うことが可能です。
また、骨盤矯正を行い、肩の可動域を広げ根本的に肩に負担のかかりづらいお身体づくりをしていくことができます。
この記事の執筆者
横田樹奈Juna Yokota
はり師
私は接骨院を経営する父の施術で笑顔になる患者様を見て、私も人を笑顔にできる治療家になりたいと志しました。
患者様に寄り添い、丁寧な対応で「ここに来てよかった」と思ってもらえる治療家を目指します。