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かかとが痛い!アキレス腱障害について

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公開日:2024.03.18

かかとが痛い!アキレス腱障害について

かかとが痛い!アキレス腱障害について

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

今回は「アキレス腱障害」についてご紹介します。

目次

アキレス腱障害とは?

アキレス腱障害とは主な病変がどの部位にあるのかによって区別することができ、アキレス腱の本体に障害がみられるもの・アキレス腱の付着部付近にみられるものの2種類があります。

どちらもオーバーユース(使いすぎ)によってアキレス腱の変性が初期病変と考えられており、初期の段階であれば練習を休むなど休息をとることで症状が回復するため、そのままスポーツ活動を継続してしまい慢性的な痛みにつながるということも少なくありません。

その結果、一旦発症すると治りづらくスポーツ活動ができないという状況にもなります。 また、歩行時や階段の昇降動作でも症状が起こりやすく、日常生活にも影響を及ぼすことが考えられます。

アキレス腱を手で抑える男性の写真

そもそもアキレス腱って何?

アキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉がかかとの骨に付着する前の腱の状態を指します。

人体で最大かつ最も強靭な靭帯であり、強度はおよそ1トンとされています。

アキレス腱は“パラテノン”という膜状の組織に包まれており、ふくらはぎの筋肉のエネルギーをかかとの骨に効率よく伝達することによりスムーズな歩行やランニング、ジャンプといった動作を可能にしています。

また、ランニングの際には体重の6~10倍もの張力がアキレス腱に加わっていると言われています。

アキレス腱障害が起こる原因とは?

アキレス腱障害の原因は、アキレス腱に対して繰り返しの負荷がかかることによって発症します

例えば、上記でもご説明いたしましたがランニングの際には体重の6~10倍もの負荷がかかります。

他には幅跳びやバスケットボール、バレーなどのジャンプの際などもあります。

その上で、急激な運動や合わない靴、扁平足やふくらはぎの筋肉の柔軟性の低下といった足関節周囲の問題、内科的な問題としては血行障害を助長する高脂血症、糖尿病、肥満なども発症要因とされています。

アキレス腱障害が起きるとどんな症状がでるの?

アキレス腱障害はアキレス腱周囲に炎症が生じた状態であるため、炎症に関連した症状が生じます。

具体的には、アキレス腱症の場合はアキレス腱自体に炎症があるためアキレス腱痛、腫れや熱感を伴うこともあります。

つま先を上に持ち上げる動作の際に痛みが増強しやすく、髪の毛を捻るときのような音(捻発音)を認めることもあります。

アキレス腱付着物痛は特に付着部(かかとの隆起部)の外側に発赤を伴う腫瘤を認めることが特徴的です。

また、内側を押すと痛みがあることが多く、後方から確認するとアキレス腱付着部全体が広くなっています。症状はアキレス腱自体の伸張性低下に伴うつま先を上げたときの痛みや同様の動作の可動域制限、運動後のかかと全体の痛みが強くみられることがございます。

アキレス腱障害に対する当院のアプローチについて

1人ひとりのお身体の状態にあったベストな提案をいたしますが、当院でアキレス腱障害を抱えている方にオススメしているアプローチ方を2つ(骨格矯正・鍼灸治療)お伝えします。

骨格・骨盤矯正で根本治療

当院は、骨格・骨盤矯正に力を入れております。

骨格・骨盤矯正と筋膜リリースを組み合わせることによって負担がかかってしまっている部分から負担を取り除くように施術を行います。

また、当院ではカイロプラクティックの本場であるアメリカで採用実績が最も高い骨盤矯正専用ベッドを使用しております。

通常、ベッドでお身体を押すとお身体がベッドにぶつかると思いますが、当院で使用しているベッドはお身体とベッドが一緒に動く構造となっておりますので、痛みや負担を感じることなく全身の矯正を行うことが可能です。

そして、筋膜リリースを矯正ともに行うことでより高い効果が見込めます。

筋膜とは、頭からつま先まで全身を包んでいる全身タイツのような組織になっています。

この筋膜には特徴があり、筋肉の10倍もの神経が分布していると言われているため痛いから痛みの出ている部分だけを施術するといったことは行いません。

根本原因から整体施術を行うことで症状が繰り返してしまったり、なかなか治らなかった痛みにもお力添えができます。

アキレス腱に施術をしている男性の写真

鍼灸治療で症状改善

当院は、鍼治療にも力を入れています。

鍼治療は鍼を刺しておいておく“置鍼術(チシンジュツ)”や刺した鍼を上下に動かす“雀啄術(ジャクタクジュツ)”といった手技を鍼灸師が用いて行います。

一般的な鍼治療で行われるのは、刺した鍼に電気を流して筋肉を収縮させ血流の促進をはかる低周波通電療法(パルス治療)です。

しかし、当院では一般的な鍼の他に千葉県ではほとんど受けることのできない特殊な鍼のご用意があります。通常の鍼は、鍼を刺す本数が決まっており約12本・12箇所ほどの施術となるのですが、当院で扱っている鍼は1本の鍼で全身に施術が行える鍼となっております。

多い方で100箇所へのアプローチを行える鍼となっております。

上記でご説明してきた施術が当院では受けていただくことが可能です。

どの施術も痛みを感じることはほとんどなく、お身体の負担を感じることなく受けていただけますので、安心して施術を受けていただけます。

アキレス腱障害のこと、施術内容のことなどお身体のことで不明な点、不安な点がございましたらどんなに些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

神津憂汰

神津憂汰Yuta Kouzu

柔道整復師

中学時代、陸上競技で混成8種に取り組む。整骨院で治療を受け、痛みから解放された経験から同じ道へ。
「痛みに寄り添える治療家」と「心で寄り添える治療家」を目指し、日々努力を重ねています。