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スポーツ選手がよく肉離れになるのはなぜ?
スポーツ選手がよく肉離れになるのはなぜ?
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
スポーツをされている方は「肉離れ」の経験があるという方も多いのではないでしょうか?
肉離れと言っても様々な種類があります。
肉離れは鍼灸整骨院で治せるのでしょうか?
今回は肉離れの原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチについて解説します。
肉離れって何?
肉離れとは、一言で表すと筋肉が損傷または断裂するけがです。
筋肉が強く収縮したときに筋膜や筋繊維の一部が損傷したり断裂したりする状態のことで、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」と呼ばれます。
さらに筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といい、筋断裂のうち範囲が部分的なものを一般的に肉離れと呼びます。
発症時には激痛を伴い、運動を続けることは困難になります。
肉離れになる原因ってどんなものがあるの?
肉離れは、筋肉の強い収縮とともに反対方向に強く引き伸ばされるような力が加わったときに発生しやすいといわれています。
スポーツをしている方に最も多く、急なダッシュやジャンプからの着地などのタイミングで多く発生します。
瞬発的に筋肉に強い負荷がかかり、その負荷に筋肉が耐えられなくなった時に筋肉の一部が切れたり、裂けてしまったりするのです。
肉離れを引き起こす原因として、以下のようなことが挙げられます。
- 急なダッシュやジャンプからの着地などの動作
- ウォーミングアップ不足
- 筋肉の疲労の蓄積
- 運動不足
- 加齢
- 水分不足
- 飲酒
運動不足により筋肉が硬くなり引っ張られることや、加齢により筋肉の弾力性が低下することも肉離れの発生に影響しています。
他にも、身体内の水分が不足してしまうと筋肉に必要な水分が行き渡らなくなるため、柔軟性が失われその状態で急に運動を開始してしまうことで肉離れが生じやすくなります。
さらにアルコールは身体の水分を外に排出させる作用があるため、体内では水分不足が起こりやすいです。
その結果、筋肉が緊張状態になりやすく肉離れを起こしやすくなるのです。
肉離れの症状はどんなものがあるの?
肉離れの主な症状は、熱感、痛み、腫れ、内出血です。
肉離れを起こした瞬間に『ブチッ』や『バチッ』といった筋肉の断裂音が聞こえ、痛めた筋肉に強い痛みが出て歩くことが困難になります。
肉離れを起こした部分を押すと強い痛みがあり、やがては切れた部分の腫れや皮下出血(あざ)が出てきます。
損傷の程度によっては筋肉の切れた部分がへこむ場合もあります。
しかし、肉離れの際に必ず断裂音が聞こえるわけではありません。
肉離れの程度が軽い場合は、自覚症状が無いので注意が必要です。
肉離れの診断は?
肉離れの重症度は、一般的にⅠ型(軽症)、Ⅱ型(中等症)、Ⅲ型(重症)に分類されます。
Ⅰ型(軽症)
腱・筋膜に損傷がなく、筋肉内に出血が認められる(出血型)
Ⅱ型(中等症)
筋膜の損傷を認めるが、完全断裂・付着部の裂離を認めない(筋腱移行部損傷型)
Ⅲ型(重症)
筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または付着部裂離(筋腱付着部損傷型)
肉離れになりやすい部位ってあるの?
肉離れは筋肉であればどこにでも起こり得ます。
競技によって異なりますが、ハムストリングス(太もも裏の筋肉)や大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)、内転筋(内ももの筋肉)、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に起こることが多いです。
競技種目では陸上が最も多く、サッカーやラグビーでは内転筋(太ももの内側)にみられる場合もあります。
肉離れの検査は?
筋肉をストレッチした時の痛み(ストレッチ痛)がでる角度で重傷度がある程度わかりますので、それぞれ紹介していきます。
ハムストリングスの場合
仰向けの状態で、足を70°以上上げた時にストレッチ痛が出てくればⅠ型(軽症)と判断します。
30°~70°以内で痛みが出てくればⅡ型(中等度)となり、30°以下で痛みが出た場合はⅢ型(重度)と判断します。
大腿四頭筋の場合
うつ伏せの状態で、膝を曲げ足を90°以上上げた時にストレッチ痛が出るものはⅠ型(軽症)と判断します。
45°~90°以内で痛みが出てくればⅡ型(中等度)となり、45°以下で痛みが出た場合はⅢ型(重度)と判断します。
ふくらはぎの場合
立った姿勢で、足を後ろに引きふくらはぎをストレッチした時に、ストレッチ痛が軽ければⅠ型(軽症)と判断します。
膝を伸ばすと痛みが出るが、膝を曲げていればストレッチ痛が軽い場合はⅡ型(中等度)となり、膝を曲げても痛む、つま先立ちができない場合にはⅢ型(重度)と判断します。
肉離れが起こりやすい年齢層は?
中学生・高校生が多いです。
ただし加齢ともに筋肉は硬くなりますので、20代以降から肉離れのリスクは上がると考えられます。
肉離れになった時の応急処置は?
~RICE処置~ が大切です!
受傷後48時間は炎症が強く出やすい為、RICE処置を続けましょう。
①安静(Rest):怪我した足に体重をなるべくかけず、安静にします。
②冷却(Icing):内出血や炎症・痛みを抑えるため、氷やアイスパックなどにより患部を冷やします。
※この時に患部を冷やしすぎると血流が悪くなり回復の妨げになるため一定間隔で20分以内を目途とします。
③圧迫:(Compression)患部の血流をコントロールし、腫れや痛みを最小限にするため、
包帯・テーピングなどにより圧迫します。
④挙上(Elevation):内出血や痛みを緩和させるために心臓より上に患部を高くします。
当院でのアプローチ
当院での肉離れに対する治療としては、痛めてしまった筋肉に手技での筋膜リリースを行い、痛みや筋肉の硬さを改善させていきます。
また、状態により鍼治療が有効な場合には鍼治療を行っていきます。
さらに、テーピングや物理療法(電気・温め)を組み合わせることで原因の筋肉の負担軽減を行い早期回復できるようサポートさせていただきます。
スポーツを行う方は、肉離れやけがを引き起こしづらいお身体にするため、お身体の全体のバランスや骨格から矯正していくことも可能です。
肉離れでお困りの方は是非一度ご相談ください!
まとめ
肉離れとは、一言で表すと筋肉が断裂するけがです。
筋肉が強く収縮した時に筋膜や筋繊維の一部が損傷したり断裂したりする状態のことで、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」と呼ばれます。
スポーツをしている方に最も多く、急なダッシュやジャンプからの着地などのタイミングで多く発生します。
瞬発的に筋肉に強い負荷がかかり、その負荷に筋肉が耐えられなくなった時に、筋肉の一部が切れたり、裂けてしまったりするのです。
運動不足により筋肉が硬くなり引っ張られることや、加齢により筋肉の弾力性が低下することも肉離れの発生に影響しています。
肉離れの主な症状は、熱感、痛み、腫れ、内出血です。肉離れを起こした瞬間に『ブチッ』や『バチッ』といった筋肉の断裂音が聞こえ、痛めた筋肉に強い痛みが出て歩くことが困難になります。
肉離れの重症度は、一般的にⅠ型(軽症)、Ⅱ型(中等症)、Ⅲ型(重症)に分類されます。
肉離れは筋肉であればどこにでも起こり得ます。競技によって異なりますが、ハムストリングス(太もも裏の筋肉)や大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)、内転筋(内ももの筋肉)、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に起こることが多いです。肉離れになった際は RICE処置が大切です!
当院での肉離れに対する治療としては、痛めてしまった筋肉に手技での筋膜リリースや鍼治療を行い痛みや筋肉の硬さを改善させていきます。さらに、テーピングや物理療法(電気・温め)を組み合わせることで原因の筋肉の負担軽減を行い早期回復できるようサポートさせていただきます。
この記事の執筆者
横田樹奈Juna Yokota
はり師
私は接骨院を経営する父の施術で笑顔になる患者様を見て、私も人を笑顔にできる治療家になりたいと志しました。
患者様に寄り添い、丁寧な対応で「ここに来てよかった」と思ってもらえる治療家を目指します。