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慢性的な肩こりに悩まされていませんか?肩こりについて徹底解説
慢性的な肩こりに悩まされていませんか?肩こりについて徹底解説
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋・妙典・幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
日本人で「肩こり」という言葉を知らない方はほとんどいないのではないでしょうか?
肩こりは国民病と呼ばれ、厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、女性が訴える自覚症状の第1位が肩こりで、男性でも第2位に挙げられています。
今回は「肩こり」について詳しく解説いたします。
肩こりとは?
肩こりにはこの症状があれば「肩こり」というような明確な定義はありません。
固有の症状名であり、肩周辺の自覚的な症状の表現として使われます。
主には首から肩の筋肉の緊張を中心とする不快感や違和感、重さ、だるさ、鈍痛などを訴えるものです。
具体的な筋肉としては、首肩周りにある僧帽筋や肩甲挙筋、大・小菱形筋や頭・頸板状筋、頭半棘筋などが挙げられます。
重症化してしまうとどうなるの?
肩こりが重症化してしまうと、頭痛、吐き気、しびれ、首や肩の可動域が制限されてしまうことがあります。
肩こりの原因
原因1 本態性肩こり
本態性肩こりとは、特別な基礎疾患がなく発生した肩こりのことで、一般的に言われている「肩こり」です。
肩こりを引き起こす原因としては姿勢の悪さ、骨格のゆがみ、運動不足による筋力低下、ストレス、加齢などがあります。
筋肉に過度な負担がかかることで、筋肉が過緊張を起こしてしまい血流が悪くなります。
血流が悪くなると筋肉に酸素や栄養が行き届かなくなり働きが悪くなるだけでなく、発痛物質や老廃物を流せなくなることで凝りや痛みが生じてしまうと考えられています。
原因2 症候性肩こり
症候性肩こりとは、元々基礎疾患があり二次的に発生した肩こりのことです。
整形外科疾患、内科外科疾患、眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患、歯科疾患など様々な原因があげられますが代表的なものをいくつか紹介していきます。
肩関節周囲炎
いわゆる四十肩・五十肩のことで、痛みに対して筋肉に力が入り続けることや、肩関節を動かせないことで筋肉の硬さが増し、血流が悪くなるため肩こりを引き起こします。
特に僧帽筋という首から背中、肩甲骨に付着している筋肉の静脈はうっ血しやすく、酸欠状態になります。
その結果、痛みやコリを引き起こします。
頚椎症
日常的に首の骨を鳴らすクセがある方や加齢に伴い、首の骨や椎間板が変形すると神経を圧迫してしまいます。
それにより肩や腕にしびれが生じ、肩や肩甲骨周りの筋力低下で肩こりを発症します。
顎関節症
顎関節症は、ものを噛む時に痛みや違和感がある、口の開閉時に顎からカックンというような音がする、痛みで大きく口を開けられないなどといった症状が現れます。
顎関節症が起こる原因には様々な要因が考えられます。
上下の歯の噛み合わせや顎周りの筋肉の緊張・急激なストレス・大口を開けたり硬いものを噛んだりすること・歯ぎしりなどが一般的です。
症状が重くなると頭痛や肩こり、耳の詰まり感が出てくることがあります。
がんなどの進行性疾患
がんなどの進行性疾患の場合は段階的に症状がひどくなってくることが多いです。
様々な疾患で肩こりを引き起こすことがありますが、マッサージや整体、鍼治療などを行っても全く改善されないことが特徴です。
心筋梗塞
心筋梗塞の前兆として数分~数時間の肩こりや肩の痛みを伴うことがあります。
この場合肩こりの他に冷や汗、胸の不快感、締め付けられるような苦しさなどの症状が出ることが多いです。
また、首や肩の神経と心臓の自律神経は同じ経路を通ることから、肩周りに関連した症状が起こると言われています。
原因3 心因性肩こり
心因性肩こりとは、ストレスがかかることによって起こる肩こりのことです。
ストレスは大きく4つの種類に分類できます。
物理的ストレス
気温、湿度、光、音などによるもの
化学的ストレス
薬などの副作用、食品添加物、化学調味料などによるもの
生物的ストレス
身体の歪みや姿勢、筋肉の緊張などによるもの
精神的ストレス
新生活などの急激な環境の変化、人間関係、仕事などによるもの
ストレスによる身体の変化ってどんなものがあるの?
先ほど紹介した様々なストレスは主に自律神経に影響を与えます。
自律神経とは?
意識的な努力を必要とせず、自動的(自律的)に機能するのが特徴です。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれています。
この2つはそれぞれ反対の働きをもっており、交感神経は主に体を活発に動かす時に、一方、副交感神経は主に体を休める時に働きます。
ストレスと自律神経の関係とは?
ストレスを受けると交感神経が優位になり、血管が収縮します。
この状態が続くことによって血流が悪くなり、細胞に酸素や栄養が届かなくなります。
その結果、老廃物などが蓄積され、、肩こりや頭痛、手足の冷えやしびれが起こりやすくなるのです。
ストレスが症状の原因となっている場合、コリや痛みの原因となる筋肉を緩めるだけではなく、自律神経の働きを整えることが非常に重要です。
肩こりには肩甲骨はがしが効くって本当?
肩甲骨には、首や肩関節の動きに関係する筋肉が多く付着しています。
普段から使っている大きい筋肉と普段使われない小さい動きをする「インナーマッスル」と呼ばれる筋肉が凝り固まることが原因で、お身体に不調が現れ肩こりにもつながります。
肩甲骨はがしをすることによって、日常的に使われていない筋肉を意識的に動かすことができるため、肩の動きを円滑しに肩こりを軽減させる効果があります。
当院のアプローチ
肩こりの根本改善には骨盤矯正が効果的です。
普段の姿勢を良くしようと意識しても、3〜5分ほど経つと元の悪い姿勢に戻ってしまうという方も少なくないと思います。
そこでお身体に負担のかかりづらい姿勢を意識せずとも維持できるよう骨盤・骨格といった土台の調整が大切です。
当院の骨盤矯正は骨盤矯正専用ベッドを使用し、痛み負担のないものとなっておりますのでご安心ください。
土台が整うことで今ある症状の改善だけでなく、同じような症状を繰り返さない健康なお身体作りが可能になるのです。
長年の筋肉の硬さや血行不良が原因の場合には鍼治療が効果的です。
鍼の刺激により防衛作用が働き、血流が集まりやすくなることで、発痛物質や老廃物が流されやすくなります。
また、肩こりからくる頭痛には頭痛専門治療も効果的ですので、お気軽にご相談ください。
ストレスによる影響が大きい場合には、自律神経調整療法をおすすめいたします。
原因についてわからない場合も状態をしっかりとチェックして、最善の治療法をご提案させて頂きますのでご安心ください。
まとめ
肩こりにはこの症状があれば「肩こり」というような明確な定義はありません。
主には首から肩の筋肉の緊張を中心とする不快感や違和感、重さ、だるさ、鈍痛などを訴えるものです。
肩こりが重症化してしまうと、頭痛、吐き気、しびれ、首や肩の可動域が制限されてしまうことがあります。
原因は大きく分けて3つあり、本態性、症候性、心因性があげられます。
その中でも心因性肩こりとは、ストレスがかかることによって起こる肩こりのことで、自律神経に影響を与えます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれて、交感神経は主に体を活発に動かす時に、一方、副交感神経は主に体を休める時に働きます。ストレスを受けると交感神経が優位になり、血管が収縮し血流が悪くなるため
肩こりや頭痛、手足の冷えやしびれが起こりやすくなります。
上記の事からストレスが症状の原因となっている場合はコリや痛みの原因となる筋肉を緩めるだけではなく、自律神経の働きを整えることが重要です。
その他にも、肩こりには肩甲骨はがしが有効と言われており、日常的に使われていない筋肉を意識的に動かすことで肩の動きを円滑にし肩こりを軽減させる効果があります。
症状改善には、お身体に負担のかかりづらい姿勢を意識せずとも維持できるよう骨盤・骨格といった土台の調整が大切になります。
当院では骨盤矯正専用のベッドを使用し、痛み負担なく矯正を行うことが可能です。
土台が整うことで今ある症状の改善だけでなく、同じような症状を繰り返さない健康なお身体作りが可能になるのです。
長年の筋肉の硬さや血行不良が原因の場合には鍼治療が効果的です。
鍼の刺激により防衛作用が働き、血流が集まりやすくなることで、発痛物質や老廃物が流されやすくなります。
原因についてわからない場合も状態をしっかりとチェックして、最善の治療法をご提案させて頂きますのでご安心ください。
肩こりでお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください!
この記事の執筆者
亀山恵佑Keisuke Kameyama
鍼灸師