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反った時の腰の痛み?分離・すべり症かもしれません!
反った時の腰の痛み?分離・すべり症かもしれません!
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
運動後に出る腰の痛みにお困りではないですか?
今回は「分離・すべり症」の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチについて解説します。
分離症って何?
分離症とは正式に腰椎分離症または脊椎分離症と呼ばれます。
疲労骨折という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、腰椎分離症・すべり症は疲労骨折の一種です。
背骨は椎体(いわゆる背骨の円柱状の部分)と椎弓(椎体の腹側から出る橋状の突起)から構成されており、背中を反らす動作やジャンプからの着地をするといった動作を繰り返していると、骨にヒビが入り、椎弓の部分が折れてしまいます。この状態を分離症といいます。
スポーツを盛んに行っている若い方に多くみられる疾患です。
すべり症って何?
すべり症とは上記の分離した椎体が前方へ転位したものをいいます。
日本人男性の約8%を占め、成長期(10歳代)のスポーツ選手腰痛の約30~40%を占めています。
あまり症状が出ず、大人になってレントゲンやMRIを撮って初めて知るといったケースも少なくはありません。
また、すべり症には上記の分離に伴わない加齢による変性から起こる脊椎変性すべり症と呼ばれるものもあります。
脊椎変性すべり症とは?
脊椎変性すべり症とは、加齢による椎間板や椎間関節の不安定性により椎骨が前方に転位してしまう状態です。
40歳以上の女性に多く、女性ホルモンの影響なども考えらえます。
脊椎変性すべり症は脊柱管狭窄症の原因ともなっています。
病期分類について
分離症は3段階の病気分類に分けられます。
初期・・・一部に骨折線がみられる(椎弓にひびが入った状態)
進行期・・・分離が進んでいく(分離の開大はあるが硬化は認めない)
終末期・・・完全に分離した状態(硬化を認める)
分離・すべり症の症状ってどんなものがあるの?
下記で分離・すべり症の初期症状、スポーツ中の症状、ひどくなった時の症状に分けて紹介していきます。
分離・すべり症の初期症状
- 腰を反らした時に痛みが出る
- 運動中、運動後に痛みが出る
スポーツ中の症状
スポーツ中には以下のような症状を訴える方が多いです。
- サッカーのシュートで体幹を反ったり捻ったりする動作で痛みが出る
- 野球のバッティングや投球時の体幹を強く回転させる動作で痛みが出る
分離・すべり症がひどくなった場合の症状
初期は完全に骨折して骨が分離しているわけではないので、安静にしていれば骨はまた癒合しますが 、ひどくなると以下のような症状が現れます。
- 分離した所に水がたまる
- 長時間座っていると痛む
- 足までしびれてくる
初期であれば安静にしていれば骨が癒合してくれるものもありますが、放置し時間が経過しているものや骨同士が離開しているものは手術が必要になってくる場合がありますので注意が必要です。
また、小児で2週間以上腰痛を訴える場合には約半数が分離症であるという報告も発表されています。
分離・すべり症の原因って何?
骨格が十分に形成されていない状態での激しいスポーツにより、腰椎に負担がかかることが原因としてあげられます。
また、背骨周りやお身体全体のバランスが悪いまま繰り返し負荷がかかることも原因のひとつと考えられます。
スポーツをしている方や仕事で重い荷物を持つなどの作業がある方は注意が必要です。
分離・すべり症のテスト法
正確な診断には画像診断が必要となりますが、以下の検査法で分離・すべり症の可能性があるかどうかを見極めることが可能です。
ケンプテスト
立った姿勢で身体を少し捻り、反った姿勢をとった際、腰に痛みが現れると分離症の可能性があり、骨折初期段階ではほぼ陽性となります。
片足立ち腰椎伸展テスト
立った姿勢で腰に手を添え、どちらか一方の股関節と膝関節を曲げ、そのまま腰を反らします。
この時に腰に痛みが出れば膝をあげていない側のひびや骨折が疑われます。
片足立ちでの動作により、部分的な圧力をかけ、どちら側に損傷があるかを判断することが可能です。
当院での分離・すべり症に対するアプローチ
お身体の姿勢やバランス・歪みにより負担がかかり、症状が発生している場合には、骨格・骨盤矯正が非常に有効です。
当院では、マッサージ・電気治療・温熱治療・骨盤矯正+筋膜リリースといったフルコースのメニューで痛みが起きている部分だけでなく、痛みが発生してしまう根本原因やお身体全体にアプローチしていくことが可能です。
お身体の状態によっては鍼治療が有効な場合もございますので状態に応じてベストなご提案をさせていただきます。
施術を行う前にまずしっかりとお話を聞いた上で、細かく状態を確認し、患者様にもお身体の状態や治療内容についてご理解・ご納得いただいてから施術に移らせていただきます。
※今現れている症状が、分離・すべり症によるものなのか、そうでないものなのか、手術の必要がある状態なのかもきちんとチェックさせていただきますのでご安心ください。
まとめ
背骨は椎体(いわゆる背骨の円柱状の部分)と椎弓(椎体の腹側から出る橋状の突起)から構成されており、背中をそらす動作やジャンプからの着地をするといった動作を繰り返していると、骨にヒビが入ってしまうことがあります。ヒビが入り、椎弓の部分が折れてしまう事を分離症といいます。
すべり症とは上記の分離した椎体が前方へ転位したものをいいます。
また、すべり症には上記の分離に伴わない加齢による変性から起こる脊椎変性すべり症と呼ばれるものもあります。
脊椎変性すべり症とは、加齢による椎間板や椎間関節の不安定性により椎骨が前方に転位してしまう状態です。
分離・すべり症の症状は、腰を反らした時の痛み運動中や運動後の痛みが出たり、症状が悪化すると足までしびれが出ることもあります。
原因は骨格が十分に形成されていない状態での激しいスポーツにより、腰椎に負担がかかることなどがあげられます。
分離・すべり症の検査法としてケンプテストと片足立ち腰椎伸展テストがあります。
当院のアプローチとしては、お身体の姿勢やバランス・歪みにより負担がかかり、症状が発生している場合には、骨格・骨盤矯正が非常に有効です。
マッサージ・電気治療・温熱治療・骨盤矯正+筋膜リリースといったフルコースのメニューで痛みが起きている部分だけでなく、痛みの根本原因やお身体全体にアプローチしていくことが可能です。
施術を行う前にまずしっかりとお話を聞いた上で状態を確認し、ベストな治療をご提案していきます!
この記事の執筆者
横田樹奈Juna Yokota
はり師
私は接骨院を経営する父の施術で笑顔になる患者様を見て、私も人を笑顔にできる治療家になりたいと志しました。
患者様に寄り添い、丁寧な対応で「ここに来てよかった」と思ってもらえる治療家を目指します。