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育児の負担を減らすポイントと産後骨盤矯正について

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公開日:2024.02.13

育児の負担を減らすポイントと産後骨盤矯正について

育児の負担を減らすポイントと産後骨盤矯正について

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

産後の不調を我慢していませんか?

今回は、前回に引き続き「産後」について詳しく解説いたします。

目次

産後の不調

マタニティブルーズ、産後うつ

子育てをしていて幸せな事も多いですが、同時に子育てをしていく上で不安や寝不足からくる慢性的な疲労から、食事など日常生活もままならなくなり、イライラの原因になってしまう事があります。

妊娠をすると妊娠を維持させるホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が大量に分泌され、ホルモンの量は妊娠前の数百倍になります。

その後分娩を終えるとその分泌は急激に収まり、代わりに母乳を作るためのホルモン(プロラクチン)が大量に分泌されます。

そして出産を無事終えるとホルモンの分泌量が一気に減少します。

このようにホルモンが急激に変化する為、不安イライラ急に涙がでる気分が落ち込むなどの症状が出てきます。

マタニティブルーズはこのような症状が一時的に起こる現象ですが、症状が2週間以上続くようであれば産後うつなどの可能性も考えられるので、注意が必要です。

むくみ

妊娠中・産後のむくみの原因

  • 羊水の問題

出産で羊水などの水分を大量に排出する為、体内の水分バランスが崩れ、急激に水分不足になったことで慌てて体に水分をため込もうとすることでむくみが起こります。

  • 便秘

産後は便秘になりやすくガスが溜まりそれが老廃物となってむくみが起こります。

  • 母体の影響

妊娠中は赤ちゃんの成長と共にお腹が大きくなるため足の付け根が圧迫され、血流が滞りむくみが起こります。

尿漏れ

尿漏れの原因

出産後の骨盤や子宮・膀胱を支えているハンモックの役割をしている筋肉(骨盤底筋)はグラグラで交通事故にあったような大きなダメ―ジを受けています。

また、妊娠中は赤ちゃんが大きくなってくると体重で骨盤底筋に乗っかる様な形になるので、引っ張られ続けて伸びてしまうことや、出産時に赤ちゃんが産道を通る時、骨盤底筋が引っ張られる影響により尿道を締める筋肉が緩んでしまうことが尿漏れの主な原因になります。

さらに産後すぐの育児での無理な姿勢で負荷がかかり、代謝が悪くなることも原因のひとつになります。

このような状態により、くしゃみ動き出しなどで、なにかの拍子に力が入った際に尿漏れが起きたり、頻尿で夜寝ている時にも尿意で起きてしまったりという症状が多いです。

骨盤底筋

授乳、乳汁不足・うっ滞

授乳の姿勢で多い横座りでの授乳により左右のバランスが崩れ全身のゆがみにつながります。

また猫背での授乳は首や肩こり・腰や背中の痛みにつながります。

母乳は血液から作られるため肩や背中が凝っていると、筋と筋の間を通る血管が押しつぶされて上半身の血流が悪くなり母乳の出が悪くなることがあります。

さらに母乳が出る一連の流れには首や背骨の近くから出る神経が関わるので肩や背中が凝り固まっていると乳汁分泌のトラブルにつながりやすくなるのです。

育児の負担を減らすポイント

育児の際にお身体の負担を減らすポイントを2つご紹介します! 

授乳

1つ目は授乳についてです。

座って授乳を行う場合

まず骨盤を立て背筋を伸ばし、お子さんの口元とお母さんの胸の高さが合うようにクッションやタオルで調整します。

床に座って行う際には左右のバランスを保つことができる長座あぐらの姿勢がベストですが、この2つの姿勢は猫背になりやすくなってしまうので壁などを背もたれにし、背中と足の角度が90度になるように座ります。

添い乳の場合

寝た時に枕が高すぎたり低すぎたりしない首にストレスを感じない高さにします。

また横向きで寝ると腰が捻れやすくなるので腰に負担がかかる為、注意しましょう。

横向きの際には膝と膝の間にクッションを挟んであげることで腰の捻れがなくなり負担がかかりずらくなります。

抱っこ紐 

2つ目は抱っこ紐の正しい使い方です。

お子さんの位置

抱っこ紐を使ってお子さんを抱っこする時にまず、お子さんのおでこがお母さんのの顔のすぐ下にくるようにします。

お子さんの位置が低い方が楽かとは思いますが低いとお母さんの肩や腰に負担がかかりやすくなってしまいます。

ストラップの位置

背中のストラップの位置は肩甲骨の真ん中にくるようにします。

ストラップの位置が高すぎるとお子さんの重みでお母さんの首が前にいってしまい、首や肩に負担がかかり、首・肩コリの原因になってしまうのです。

上記のポイントに気を付けて頂くことで首や肩・腰への負担が減ってきますので是非お試しください。

当院の産後骨盤矯正について 

当院では産後の骨盤矯正に力を入れております。

はじめにカウンセリングでご出産の事や現在の状態について詳しくお話をお伺いし、お身体の状態をしっかりとチェックしたうえでお一人お一人に合ったベストな治療内容をご提案させていただきます。

産後は筋や靭帯が緩みやすいので歪みを治すチャンスです。

人の土台である骨盤を正しい位置に矯正することで歪みが改善され今ある痛みや不調が減っていきます。

産後限定貸し切り予約可能

当院では子供を置いて通院できない、連れて行って泣いてしまうのが心配というママさんのために産後の子連れの方限定での貸し切りのお時間を設けております。

他の患者さんがいない貸し切りの時間ですので、もしお子さんが泣いてしまっても他の患者さんを気にすることなく施術を受けて頂けます。

ご希望があれば施術担当以外のスタッフがお子さんと一緒に遊んだり、抱っこさせていただくことも可能ですのでご安心下さい。

子連れ

骨盤矯正って痛い?

当院では、痛み負担がなく施術が行えるよう骨盤矯正専用ベッドを使用しています。

バキバキ・ボキボキといったものは怖いという方、無理やり動かされるのは嫌という方も安心して受けていただける施術内容となっております。

妊娠中の不調について

当院では産後の症状だけでなく妊娠中お悩みの症状や逆子治療も行えます。

妊娠中だから仕方ないと我慢している方、お腹が大きくなってくると施術内容は限られてはしまいますが安定期に入ってしまえば妊娠中の方の施術を行うことも可能です。

お身体の状態を整えることが安産につながります。

また、ストレスなどによる自律神経の治療も行えますので少しでもお困りのことがあればまずは一度ご相談下さい。

この記事の執筆者

齋藤鈴華

齋藤鈴華Reika Saito

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師

幼少期からサッカーをしています。整骨院で治療を受け、けがで苦しむ仲間が笑顔を取り戻した姿に感銘を受けました。
皆様が痛みや不調に苦しむことなく、笑顔で過ごせるよう、全力でサポートいたします。