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逆子体操をしても治らない!?逆子治療の効果について
逆子体操をしても治らない!?逆子治療の効果について
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
逆子体操をしても逆子が治らないから帝王切開するしかないと諦めていませんか?
今回は「逆子」について徹底解説していきます。
逆子とは?
妊娠27週目頃(妊娠中期)まで、赤ちゃんはお腹の中でグルグル活発に動いているため、頭の位置や体の向きは様々です。
そこから多くの赤ちゃんは出産予定日が近づくにつれて(妊娠後期)頭部が重くなるため、頭は子宮口のある下を向いた状態(頭位)になります。
それに対して逆子とは、何らかの原因によりお腹の中で赤ちゃんの頭が上にあるままの状態(骨盤位)のことをいいます。
逆子になる原因
逆子になる原因は解明されてはいませんが、明らかになっている要因として、母体側もしくは胎児側にあるといわれています。
母体側の原因
- 子宮の形態異常
- 胎盤異常
- 骨盤の幅
胎児側の原因
- 多胎妊娠
- 羊水過多
逆子になったらどうする?
逆子の場合、 通常分娩だと難産となることが多く、赤ちゃんにとってリスクが大きくなるため帝王切開での出産がほとんどです。
しかし、帝王切開の予定が組まれる妊娠37週~38週、分娩直前まで逆子が治る可能性はありますので諦めずにまずはご相談ください。
逆子になる人の特徴
当院に逆子治療で来院される方に現れているお身体の症状や不調は似ている傾向にあります。
妊娠中の疲労やストレスにより自律神経が乱れてしまう方も多くいらっしゃいます。
逆子治療で来院される方に多い症状
症状として以下のようなものが挙げられます。
- 不眠
- 手足の冷え
- 肩腰のコリ、張り
- 胃腸の調子が悪い
逆子のリスク
基本的には逆子になっているからといって赤ちゃんの発育に問題を与えることはありません。
逆子のリスクはすべて出産時に影響してきます。
通常頭から出産できれば体の一部が産道に引っかかることはないのですが、逆子の場合、足やお尻から産まれてきてしまうので、産道に引っかかってしまい出産に時間がかかります。
破水をし、出産がはじまると赤ちゃんは肺呼吸へ切り替わるので、頭が子宮内に残った状態というのは酸欠状態であることと同じです。
出産に時間がかかると呼吸ができない状態が長く続いてしまうことになるので、新生児仮死や後遺症を引き起こすリスクがあります。
また、赤ちゃんが子宮口を蹴って破水した際にへその緒も蹴ってしまい産道からへその緒がでてしまう臍帯脱出の危険もあります。
臍帯脱出してしまうと赤ちゃんに酸素や栄養を届けることができなくなってしまうため大変危険な状態になり、妊娠の継続ができなくなって即座に帝王切開による出産が行われることになります。
他にも頭が引っかかって出てこられない赤ちゃんを急いで出産させようとすると、赤ちゃんの首に負担がかかり、頚椎の神経が傷つき下半身麻痺や首の骨が折れてしまうという事故に繋がってしまうこともあります。
このように出産時に起こりうるリスクはありますが、最初に述べたように逆子であるからといって赤ちゃんの発育に問題を与えてしまうことはありません。
逆子になってしまったと思い詰めてしまうとお母さんにストレスが溜まってしまい、それこそ赤ちゃんへ悪影響となってしまうので不安はたくさんあると思いますが、なるべくリラックスした気持ちで過ごせるようにしてください。
逆子治療を始めるタイミング
逆子治療で来院されている方の多くは、妊娠週数がまだ早いうちに逆子を診断されてからそのうち自然に治るだろうと思っていたらそのまま週数が進んでしまい慌てて来院される方が多いです。
しかし、週数が進むにつれて赤ちゃんが成長すると同時にお母さんのお腹のスペースが小さくなってきて、赤ちゃんがひっくり返る余裕がなくなり、逆子を治すのが難しくなってしまいます。
赤ちゃんが小さい時期(28週~30週目)に始めるのが治る確率も上がってくるので逆子と診断されたらすぐに治療を開始できると理想です。
そのまま逆子の状態で週数が進み、帝王切開の予定が組まれる妊娠37週~38週まで逆子でいるケースは約3~5%くらいといわれています。
帝王切開予定日ギリギリや出産予定日当日になって突然逆子が治ることもあるので、諦めずにまずはご相談ください。
逆子治療の安全性
逆子を治すには鍼灸が非常に有効です。
鍼灸による逆子の矯正率は89.9%と成功率も高いです。
また、鍼灸治療を反復して行っても副作用が認められず、安全な治療法と認められています。
当院の逆子治療
逆子治療の内容は、マッサージ・鍼・灸治療をメインに行っています。
当院の逆子治療はしっかりと説明をし、「痛い」「辛い」といったようなきつい施術は行いませんので安心して受けていただけます。
1回目の施術では、基本的にマッサージとお灸をお腹と足に行っていきます。
施術中や施術後の胎動や体調の変化を見極めながら次回以降、その反応に応じて鍼治療も行っていくので
決まった治療法を行っていくというよりは、反応を見ながら一番合っているものを繰り返して経過を観察していきます。
器質的に逆子が治りづらい方もいますが、逆子を治すことだけでなく出産のタイミングまで母子ともに健康なお身体でいられることを第一に考え、症状や不調にあわせて治療を行っています。
逆子が治った後も予防も含めたサポートはご出産のタイミングまでさせていただきますのでご安心ください。
逆子によるお身体の不調、逆子を治したいけどどこに行けば良いのかわからない。など、どんなお悩みでも構いませんのでお気軽にご連絡お待ちしております!
電話相談も随時行っておりますので、ご不安なことやご不明な点等ございましたらまずはお気軽にご相談いただければ幸いです。
この記事の執筆者
齋藤鈴華Reika Saito
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
幼少期からサッカーをしています。整骨院で治療を受け、けがで苦しむ仲間が笑顔を取り戻した姿に感銘を受けました。
皆様が痛みや不調に苦しむことなく、笑顔で過ごせるよう、全力でサポートいたします。