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ランニング中に膝の外側の痛みが出たら要注意!腸脛靭帯炎(ランナー膝)かもしれません!
ランニング中に膝の外側の痛みが出たら要注意!腸脛靭帯炎(ランナー膝)かもしれません!
こんにちは!骨格矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
「膝の外側にズキズキとした痛み」「ある程度の距離を走ると痛みを生じる」といった症状に悩んでいる方は、腸脛靭帯炎が原因かもしれません。
腸脛靭帯炎は鍼灸整骨院で治せるのか、また、自宅でできる対策はあるのでしょうか。
今回は腸脛靭帯炎の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチ、自宅での予防法などについて解説します。
腸脛靭帯炎は、 別名「ランナー膝」(runners knee)と呼ばれ、その名の通り走る競技や自転車競技など、膝の曲げ伸ばしをするスポーツで多く見られる疾患です。
腸脛靭帯とは何か?
お尻の筋肉(大殿筋)の一部と太ももの付け根のやや外側にある筋肉(大腿筋膜張筋)が合わさって靭帯となったものです。
膝関節を越えて脛骨(すねの骨)の上の外側に付着します。
腸脛靭帯炎とは?
腸脛靭帯炎は、ランニングなどによる繰り返しの膝運動によって腸脛靭帯と大腿骨外側上顆(膝の
外側にある緩やかな膨らみ)との間で摩擦が生じ、それにより痛みが出ることです。
炎症には2種類あり、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆(膝の外側にある柔らかな膨らみ)に擦れることにより生じる炎症と、その間にある滑液包の炎症があります。滑液包とは、膝関節の周りにある袋のことで、膝の動きで周りの組織と擦れるときのクッションの役割をしています。
腸脛靭帯炎の原因って何?
原因1 オーバーユース(使い過ぎ)
先ほどご説明した通り、膝の屈伸運動を繰り返すことで腸脛靭帯と大腿骨外側上顆(膝の外側にある柔らかな膨らみ)の間で摩擦が生じ痛みにつながります。
原因2 筋肉の硬さや筋力不足
筋肉の硬さや筋力不足などが挙げられます。特に、ランニングを始めたばかりの人が多いです。
原因3 内反膝(О脚)
内反膝(О脚)で体重が外側にかかりやすい人が挙げられます。
内反膝(О脚)の人は、太ももからすねにかけて内側に曲がっているため、膝の外側に付いている腸脛靭帯が大腿骨の外側の骨の出っ張りに擦れやすくなります。そのため、内反膝(О脚)の人は腸脛靭帯炎を起こしやすくなります。
腸脛靭帯炎の症状はどんなものがあるの?
痛みの程度によって、軽症、中等症、重症、最重症に分けられます。重症になるにつれ、スポーツを行っていない時にも膝の痛みが生じるようになります。
軽症
スポーツは可能ですが、その後に痛みが生じます。
中等症
スポーツ中には支障がないですが、プレー中やプレー後に痛みが生じます。
重症
常に痛みやスポーツ中に支障が出ます。
歩行時や安静時にもスポーツを行っていない際にも、膝の痛みの症状が出てしまいます。
最重症
スポーツの活動を中止しなければならない、腸脛靭帯の断裂が生じます。
発見方法ってあるの?
レントゲンなどには写りませんが、痛む箇所や徒手検査により鑑別可能です。
徒手検査として以下のようなものがあります。
Grasping test(グラスピングテスト)
膝の外側の腸脛靭帯を押さえながら、膝を90°曲げた状態から膝を伸ばしたときに痛みが誘発された場合には陽性となります。
Ober´s test(オーバーテスト)
痛いほうの足が上になるような形で横向きに寝て、股関節を後ろに引き膝を90°に曲げた状態で、股関節をベッド側に落とすようにします。 股関節がスムーズに落ちなければ陽性となります。
腸脛靭帯炎の予防法は?
先ほど腸脛靭帯炎の原因でお伝えしたように、オーバーユース(使い過ぎ)や筋緊張が多くの理由としてありますが、腸脛靭帯に負担のかかる歩き方や走り方にも問題があるといえますので
ストレッチなどお身体の運動がしやすいバランスや姿勢、フォームを作っていくことが大切になります。
当院のアプローチ
当院では、膝周りの原因筋肉に鍼治療や筋膜リリースで直接アプローチをしていくことが可能です。さらに、お身体の土台となる骨盤矯正を行っていき、お身体のバランスを整えていきます。
他にもテーピングなどの痛みの緩和や、早期回復、炎症の再発予防をサポートさせて頂きます。
必要に応じてストレッチなどもお伝えしています。
まとめ
別名「ランナー膝」(runners knee)と呼ばれ、その名の通り走る競技や自転車競技など、膝の曲げ伸ばしを多くするスポーツで見られる疾患です
腸脛靭帯とは、お尻の筋肉(大殿筋)の一部と太ももの付け根のやや外側にある筋肉(大腿筋膜張筋)が合わさって靭帯となったものです。
腸脛靭帯炎は、ランニングなどによる繰り返しの膝運動によって腸脛靭帯と大腿骨外側上顆(膝の外側にある緩やかな膨らみ)との間で摩擦が生じ、それにより痛みが出ることです。
炎症には2種類あり、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆(膝の外側にある柔らかな膨らみ)に擦れることにより生じる炎症と、その間にある滑液包の炎症があります。
腸脛靭帯炎の原因はいくつかありますが、オーバーユース(使い過ぎ)によるものが多くを占めています。
腸脛靭帯炎の症状は、痛みの程度によって、軽症、中等症、重症、最重症に分けられます。重症になるにつれ、スポーツを行っていない時にも膝の痛みが生じるようになります。
発見方法は、2種類あり、Grasping test(グラスピングテスト)とOber´s test(オーバーテスト)があります。
腸脛靭帯に負担のかかる歩き方や走り方にも問題があるといえますので、ストレッチなどお身体の運動がしやすいバランスや姿勢、フォームを作っていくことが大切になります。
当院では、膝周りの原因筋肉に鍼治療や筋膜リリースで直接アプローチをしていくことが可能です。さらに、お身体の土台となる骨盤矯正を行っていき、お身体のバランスを整えていきます。他にもテーピングなどの痛みの緩和や、早期回復、炎症の再発予防をサポートさせて頂きます。
膝周りの痛みでお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください!
この記事の執筆者
横田樹奈Juna Yokota
はり師
私は接骨院を経営する父の施術で笑顔になる患者様を見て、私も人を笑顔にできる治療家になりたいと志しました。
患者様に寄り添い、丁寧な対応で「ここに来てよかった」と思ってもらえる治療家を目指します。