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日常生活でも起こる!テニス肘とは

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公開日:2024.08.08

日常生活でも起こる!テニス肘とは

日常生活でも起こる!テニス肘とは

こんにちは!骨格矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

テニスをしている時や日常生活で肘の外側が痛くなったことはありませんか?

今回はテニスをプレーしている方や手をよく使う方に多く起こるテニス肘についてご紹介します。

肘痛い
目次

テニス肘とは

一般的に、テニスのバックハンドストロークで発生する肘の外側の痛みを上腕骨外側上顆炎といい、これを一般的にテニス肘といいます。逆にフォアハンドストロークによる上腕骨内側上顆炎(肘の内側)もあります。スポーツによる反復する生理的な許容を超えた衝撃やストレスが肘関節に加わり、ゴルフやバドミントンなど他のスポーツ障害として、または繰り返す作業、家事などをする方にも多発します。なかでも筋力の弱い30代後半~50代後半にかけての女性に好発します。

名前はテニス肘ですが、家事やデスクワークなど軽度な負荷の繰り返しでも発生するのでスポーツをしているかどうかはあまり関係ありません。また、安静やストレッチ、鎮痛剤などで症状が緩和されることがありますが治りにくい痛みになってしまうこともあります。

テニス肘の原因となっている筋肉

痛みの部位は上腕骨外側上顆から前腕の伸筋腱に及び、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋が発症に深く関わっているといわれています。

症状などから比較的容易に鑑別はできますが、各種疼痛誘発テストも有用です。

ただし、テニス肘はX線写真には異常を認めないことが多いので注意が必要です。

前腕の筋肉

症状

手を握る動作や捻る動作に伴い肘の外側付近に痛みを発するのが特徴です。多くの場合、発症の原因となる怪我などはなく数週~数か月かけて徐々に痛みが強くなり悪化していくため「ペットボトルのキャップを開ける。雑巾を絞る。重いものを持つ。」といった動作が難しくなります。

テニス肘のテスト法

ここでは代表的な3つをご紹介します

トムゼンテスト

肘を伸ばした状態で手首を反らしてください。他の人に反らした手首と反対方向に抵抗を加えてもらいます。この時に肘の外側に痛みを感じれば陽性です。

チェアーテスト

肘を伸ばしたまま椅子を上から掴み持ち上げてください。この時肘の外側に痛みを感じたら陽性です。

中指伸展テスト

肘を伸ばした状態で中指を他の人に抑えてもらいます。抑えた指に負けないように伸ばしてください。この時に肘の外側に痛みが出たら陽性です。

テニス肘の予防法

予防法としては手首や肘へのテーピングやサポーターを巻くことや適度な筋力トレーニングで患部にかかる負担を減らすことができます。また、ストレッチなどを行うことで痛みを緩和することもできます。しかし、症状や状態によって対処法は変化するためしっかりと状態をチェックした上で最適な予防法をお伝えします!

当院でのテニス肘の治療法

当院でのテニス肘へのアプローチは、原因となっている筋肉へ手技での筋膜リリースや鍼治療を行い、痛みや筋肉の動き、硬さの改善を行っていきます。さらに、テーピング物理療法(電気・温め)を組み合わせることで原因の筋肉の負担軽減を行い早期回復できるようサポートさせていただきます。

治療としては、まず局所の炎症を抑え、痛みを取り除き、循環を良くする治療を行っていきます。また、痛みのため腕や手が上手く使えないので、首や肩の筋肉が過緊張を起こしていることがあります。そのため、肘の治療と同時に首や肩の治療も一緒に行うとより効果的です。

実際にテニス肘の症状でお悩みの方も多くご来院されており、症状の改善を実感してくださっています!

当院では、痛みが出ている部位だけでなく、その周囲やお身体全体の調節を行うことによって今後も痛みが出ない身体づくりを目標に治療を行っていきます。

まとめ

一般的に、テニスのバックハンドストロークで発生する肘の外側の痛みのことを上腕骨外側上顆炎といい、これを一般的にテニス肘といいます。反復する生理的な許容を超えた衝撃やストレスが肘関節に加わり、ゴルフやバドミントンなど他のスポーツ障害や繰り返す作業、家事などをする方にも多発します。なかでも筋力の弱い30代後半~50代後半にかけての女性に好発します。

テニス以外でも繰り返しの軽微な外力で発生するのでスポーツをしているかどうかはあまり関係ありません。

症状としては、手を握る動作や捻る動作に伴い肘の外側付近に痛みを発するのが特徴です。多くの場合、発症の原因となる怪我などはなく時間をかけて徐々に痛みが強くなり悪化していくため、だんだんと日常生活の動作が難しくなります。

当院でのアプローチは原因となっている筋肉へ手技での筋膜リリースを行い痛みや筋肉の動き、硬さの改善を行っていきます。痛みが強い場合は鎮痛効果のある鍼治療も行うことが可能です。

しっかりと状態をみさせていただきベストな治療法をご提案させていただきます!

この記事の執筆者

中内勇真

中内勇真Yuma Nakauchi

柔道整復師