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膝の軟骨がすり減る?変形性膝関節症について

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公開日:2024.02.27

膝の軟骨がすり減る?変形性膝関節症について

膝の軟骨がすり減る?変形性膝関節症について

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

「立ち上がりや、歩き始めの膝の痛み」「膝を動かすたびに痛みを感じる」といった症状に悩んでいる方は変形性膝関節症が原因かもしれません。

今回は変形性膝関節症の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチ、自宅での予防法などについて解説します。

今回は「変形性膝関節症」についてご紹介していきます。

変形性膝関節症の画像
目次

変形性膝関節症とは何か?

変形性膝関節症の病態

文字から想像される通り関節の変形を起こすものを変形性膝関節症といいます。

関節のクッションである軟骨がすり減って、痛みや動かしづらさが症状として現れる病気です。

関節の軟骨がすり減り、骨同士が衝突し骨の変形や骨棘形成(骨がとげのように出っ張ること)されることで、次第にO脚に変形していきます。

変形性膝関節症の種類

分類としては、一次性と二次性に分けられます。

一次性膝関節症って何?

一次性の原因はわかっていませんが、加齢、性別、肥満といったものが関与していると言われています。

日本の変形性膝関節症では一次性がほとんどで、高齢の方に多く、男女比は1:4の比率で女性に多いです。

二次性膝関節症って何?

二次性は何らかの疾患が原因となり、その原因疾患として関節リウマチや先天性股関節脱臼、先天性臼蓋形成不全、糖尿病などの疾患が挙げられます。

変形性膝関節症の原因って何?

原因としては複数ありますが、加齢が原因の多くを占めています。これからいくつか紹介していきます。

変形性膝関節症の原因1

一つ目の原因としては、筋力低下です。膝を支えている前ももの筋肉(大腿四頭筋)の筋力が落ちると、膝の周囲が不安定になり、関節軟骨への衝撃が増えることで痛みが生じます。

変形性膝関節症の原因2

二つ目の原因としては、加齢です。関節軟骨は年齢とともに老化し、軟骨の水分が少なくなってきてしまい弾力性が失われると、膝の衝撃が増え軟骨がすり減ります。すると、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなり痛みが生じます。こちらの原因は変形性膝関節症の原因の多くを占めています。

変形性膝関節症の原因3

三つ目の原因としては、使い過ぎにより関節軟骨がすり減って痛みが生じます。

変形性膝関節症の原因4

四つ目の原因としては、肥満です。膝関節には体重の約3倍の負担がかかると言われています。そのため、軟骨がすり減り痛みが生じます。また、過体重や肥満の方は、症状の発症が促進されます。

変形性膝関節症の原因5

五つ目の原因としては、骨折、靭帯などの怪我や、関節の中に細菌が侵入して化膿する化膿性関節炎などの感染症の後遺症として発症することもあります。

症状はどんなものがあるの?

初期症状について

初期には膝関節の痛みや腫れから始まり、水が溜まることがあります。

さらには、朝起きた時に数ヶ所の関節に痛みが出て、動かしにくいといった症状が出ます。

運動後の痛みはでますが、休憩することで痛みがなくなる場合もあります。

重症化してしまった場合

重症化してくると、膝の曲げ伸ばしができなくなりO脚が目立つようになってきます。膝関節を動かすことが困難になり、筋力が低下していきます。また、安静時や睡眠時にも痛みを感じるようになるため、悪化する前に早期改善することが重要です。

当院での変形性膝関節症のアプローチ

変形を起こしてしまうと元に戻すのは難しく、悪化すると手術も必要な場合もあります。

当院では、膝に負担がかからないよう骨格・骨盤矯正で全身の調整をし、変形による膝の強い痛みに効果的な鍼灸治療を行っています。

当院が推奨する変形性膝関節症の予防法は?

当院が推奨する変形性膝関節症の予防法は、太ももの内側の筋肉(内転筋)や前ももの筋肉(大腿四頭筋)を普段から鍛えることです。そうすることで、膝の負担が減り変形しにくくなります。

鍛える方法としては、座った状態で太ももの間に柔らかめのボールを挟み、足首に軽いおもりを付けたまま伸ばしたりすることで、これらの筋肉を鍛えることができます。

また、膝関節の動きをよくするため、膝を曲げる筋肉(ハムストリングス)のストレッチも大切です。

まとめ

変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨がすり減って、痛みや動かしづらさが症状として現れる病気です。原因としては複数ありますが、加齢が原因の多くを占めています。症状としては、初期には膝関節の痛みや腫れから始まり、水が溜まることもあります。重症化してくると膝の曲げ伸ばしができなくなり、O脚が目立つようになってきます。当院でのアプローチは、膝に負担がかからないよう骨格・骨盤矯正で全身の調整をし、変形による膝の強い痛みに効果的な鍼灸治療を行っています。当院が推奨する変形性膝関節症の予防法は、太ももの内側の筋肉(内転筋)や前ももの筋肉(大腿四頭筋)を普段から鍛えることです。また、膝関節の動きをよくするために膝を曲げる筋肉(ハムストリングス)のストレッチも大切です。そうすることで、膝の負担が減り変形しにくくなります。

膝の痛みでお悩みでしたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください!

この記事の執筆者

吉田勇樹

吉田勇樹Yuki Yoshida

柔道整復師、鍼灸師

知識、技術だけではなく「人として魅力あふれる治療家になりたい」という想いで日々励んでいます。
今現れている症状を改善するだけが治療ではありません。
親切・丁寧をモットーに些細な変化にも気づける性格を活かして、不安や悩みも解消できる患者様の気持ちに寄り添った治療を大切にしています。