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この症状胃の不調からかも?不調の原因を徹底解説

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この症状胃の不調からかも?不調の原因を徹底解説

この症状胃の不調からかも?不調の原因を徹底解説

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

食べ過ぎたり、飲み過ぎた後になんとなく胃が気持ち悪くなったり胃もたれを起こしてしまうことはありませんか?

今回は「胃の不調」についてご紹介いたします。

先生が胃の模型を手の上に乗せている画像
目次

胃の構造について

食べ物の通り道で消化管と言われる管(口→食道→胃→小腸→大腸→肛門)にはそれぞれ食べたものを細かくして吸収するために消化酵素を含んだ液体や、食べ物を送り出すための運動(蠕動運動振り子運動)を行っています。

また、人体の構造の中で唯一の酸性成分をもつ消化器官がです。

胃の酸性成分

胃はpH1~2程度となっており、非常に強い酸性成分を持ちます。

(pHは数字が低いほど強酸性、数字が高いほど強アルカリ性、中間のpH7が中性)

胃の細胞からは塩酸とペプシン(タンパク質分解酵素)が分泌されます。

自律神経(交感神経、副交感神経)と内臓を支配している神経(迷走神経)の支配を強く受けるため、この2つの神経の働きが悪くなってしまうと、酸から粘液を分泌することによってお身体を守っている細胞が上手く働くことができなくなります。

この状態が続くことで胃の不調が続く原因となり、粘液が分泌されないと酸性成分が胃壁に刺激を与えてしまうことで胸焼け胃もたれといった症状がでてきます。

胃の不調を引き起こす要因について

上記で説明してきた胃の活動を阻害する要因は下記の4つが考えられます。

・細菌感染(ヘリコバクター・ピロリ菌)

・過度なストレス

・暴飲暴食

・喫煙

細菌感染(ヘリコバクター・ピロリ菌)

ピロリ菌は胃粘膜に生息しており、感染することで胃炎が発生します。

感染経路は不明ですが、食べ物や飲み物を介して口からピロリ菌が入ってしまうことで感染するのではないかと考えられています。

免疫機能が十分でない幼児期に感染する可能性が高く、日本人の場合は年齢が高いほどピロリ菌に感染している可能性が高くなります。60歳代以上の方の60%以上が感染していると言われています。

そして、ピロリ菌はアルカリ性のアンモニアを作り出すことで酸性を中和しながら胃の中に存在します。なので、除菌をしないと胃の中で生き続けてしまい、慢性胃炎や消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)や胃がんといった重篤な状態につながるので注意が必要です。

過度なストレス

ストレスは自律神経(交感神経と副交感神経)に負担をかけます。

自律神経が乱れる場合は、正常な状態から交感神経に偏ることがほとんどとなります。

自律神経は内臓の働きをコントロールしているため、過剰なストレスを感じることで内臓の働きを悪くなることにつながってきます。

そして、無意識で働いている筋肉(平滑筋)も自律神経の支配を受けます。

内臓も意識的に動かせる筋肉ではないものの平滑筋という筋肉をまといます。

交感神経は筋肉を緊張させる作用があり、胸焼けや胃もたれが起こる原因は胃と食道の構造にあります。

食道を3等分したときに、上1/3は自分の意思で動かせる筋肉(横紋筋)・下1/3が自分の意思で動かすことはできない筋肉(平滑筋)、中1/3は横紋筋と平滑筋の繊維が混在するような形となります。

食道の下1/3は平滑筋の繊維を多く含む筋肉で構成されるため、交感神経が優位になると食道の胃に近い部分の筋肉が縮み胃が上がってきてしまうことで、吐き気を感じるのです。

暴飲暴食

まず、お酒は吸収された後、肝臓で分解されるのですが、代謝産物としてアセトアルデヒドという成分が分泌されます。アセトアルデヒドは痛みを感じる物質(プロスタグランジン)の働きを活性化する効果があるので、痛みを感じやすくなります。

そして、食べ物が胃の中に入ると消化をするために一度胃の中に食べ物を蓄えます。

脂っこい食べ物(焼き肉・揚げ物など)は、炭水化物であるご飯やパン、麺などに比べて消化に時間がかかります。

消化をしやすいものに比べて長い時間胃の中に蓄えておくことになるのですが、この行為が胃もたれを起こします。

上記の2点が原因で腹痛や吐き気といった症状にもつながります。

喫煙

内臓には多くの栄養や老廃物が出入りするため毛細血管が張り巡らされています。

喫煙には毛細血管を収縮させる作用があるため、血管が縮まり血流が悪くなります。

血流が悪くなることで、栄養が滞ったり老廃物が蓄積する原因となります。

内臓の働きを良くするために脂っこい食べ物を減らしたり、暴飲暴食や喫煙は控えるといった身体にかかるストレスを減らすことがとても重要になってきます。

また、ストレスは自律神経の働きにも関係が深いため、胃の調子を良くするためには根本的な部分である適切な体調管理が必要になります。

当院の胃の不調に対するアプローチ方法について

当院では、内臓整体や自律神経の調整に力を入れております。

内臓や筋肉・神経・血管は頭からつま先まで全身を包む筋膜という組織に包まれています。

筋膜がかたくなると、機能が低下したり血流が悪くなるので筋膜にアプローチを行います。

また、当院の自律神経の調整は特殊な鍼と通電機器を使ってツボなどにアプローチを行い調整する方法と手技で自律神経に関わりの深い頭蓋や呼吸器・内臓器の調節を行う方法がございます。

胃の不調でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

この記事の執筆者

神津憂汰

神津憂汰Yuta Kouzu

柔道整復師

中学時代、陸上競技で混成8種に取り組む。整骨院で治療を受け、痛みから解放された経験から同じ道へ。
「痛みに寄り添える治療家」と「心で寄り添える治療家」を目指し、日々努力を重ねています。