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当院で使用している物理療法・温熱療法の器具について
当院で使用している物理療法・温熱療法の器具について
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
整骨院や整形外科のリハビリに行くと電気を流したり温めたりすると思いますが、どんなものを使用しているか・どんな効果があるのかをご存知でしょうか?
今回は当院で使用している「干渉波」と「赤外線」についてご紹介いたします。
干渉波って何?
干渉波とは、当院で使用している電気治療器です。
電気治療といっても様々な種類の電気治療器があるのはご存知でしょうか?
一般的に使用されている電気治療器は、低周波電気治療器といい周波数が低く皮膚の上でピリピリと電気が流れるものが多くなっておりが、当院では中周波に近い干渉波という電気治療器を使用しております。
干渉波は、低周波よりもさらに筋肉の深層部までアプローチすることが可能です。
1部位に対して4つの電極を使用していき、電極を付けたところだけでなく4つの電極に囲まれている範囲に電気が流れるので、広範囲に効果を得ることができます。
電気治療をすることで得られる効果とは?
筋肉は電気信号によって収縮したり弛緩したりします。
その性質を利用して2つの異なる電流を干渉させて流すことで、筋肉の収縮を促し血流を促進させて筋肉のコリや張りを軽減させていくという効果があります。
また、電気刺激をお身体に加えることで閾値※を上げて痛みを和らげてくれます。
閾値(イキチ)とは
感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な最小限の強度や刺激などの量。
閾値が低ければ低いほど痛みを感じやすく、高ければ高いほど痛みは感じづらくなります。
他にはどんな電気治療器があるの?
・TENS(経皮的電気刺激療法)
一般的な低周波治療のことを指します。この電気治療は、鎮痛を目的として行われる治療方法です。TENSは家庭用の電気治療機器としても広く普及しているため、自分でも気軽に治療を受けることができます。
また、TENSは痛みを改善する効果が高い分、皮膚の抵抗を強く受けるため治療中に皮膚の痛みを訴える方もいます。
・NMES(神経筋電気刺激法)
→この電気治療機器は、主に筋肉の機能の改善に使われます。筋肉は外部からの電気刺激を受けることにより収縮します。この影響により筋肉の鍛えることができるのです。NMESも家庭用製品として広く普及しておりますので、施術を体験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。NMESはリハビリにおいてよく用いられる治療であり、事故や手術後の治療に効果的です。
・微弱電流療法(マイクロカレント療法)
→人体にも筋肉を収縮させるために電気が流れております。その電気は「生体電流」といい、微弱電流療法はこの生体電流に似た電流を流すことで、ケガや痛みの回復を促す治療法です。微弱電流療法はスポーツの場でよく用いられる治療方法であり、スポーツをすることによるお身体の痛みや不調を抱えている方にはオススメの治療方法です。
・高電圧電気刺激療法(Hi-Volt療法)
→この電気治療機器は幅広い目的で行われる治療方法です。主な効果としては、痛みの改善、筋力強化、むくみの改善などが期待できます。特徴としては、強い電圧を低周波や中周波よりも深部まで届かせることができます。かなり強い刺激で痛いのでは?と思う方もいるかも知れませんが、この電気治療機器は短時間に高電圧を習慣的に流すことを繰り返すため、刺激が少ないとされています。お身体の深部までアプローチを行うことができるため、奥深くの痛みやコリを抱えている方にオススメです。
・立体動態波刺激療法
→この電気は、電流を立体的に流すことで、お身体の深部から浅部までの治療を行うことができます。特に鎮痛作用や筋障害に効果があると言われております。
温熱療法とは?赤外線の効果とお身体への影響は?
赤外線とは、医療用の赤外線を使用する温熱療法になります。
赤外線での温熱刺激によって表面だけでなく深部の筋肉を温め、血流を促進することで筋肉の疲れやコリをとることができます。
また、神経痛や筋肉痛などを緩和し、さらに胃腸の働きも活発にします。
お身体に悪影響を及ぼすことはありませんので、ご安心ください。
当院のアプローチについて
当院では、痛みのある部分を聞いて「では、施術を行っていきます!」ではなく、痛みがなぜ現れているのか・どのようにすると症状が改善するのかを明確にして施術を行っております。
1人ひとりお身体の状態は違うため、どんな治療が必要なのかもそれぞれ変わってきます。
お身体の状態に合わせた最適な治療プランを提案するとともに治療を行っていく際、何をされているかわからないということがないようにどんな手技を行うのかどんな器具を使うか、そこからどんな効果が得られるかまでご説明させていただきます。
患者さんだけ、施術者だけという治療ではなく施術者が患者様と一緒に治療を進めていきますので、不安なことや不明な点があればどんな些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください
この記事の執筆者
吉田勇樹Yuki Yoshida
柔道整復師、鍼灸師
知識、技術だけではなく「人として魅力あふれる治療家になりたい」という想いで日々励んでいます。
今現れている症状を改善するだけが治療ではありません。
親切・丁寧をモットーに些細な変化にも気づける性格を活かして、不安や悩みも解消できる患者様の気持ちに寄り添った治療を大切にしています。