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関節から鳴る音について
関節から鳴る音について
こんにちは!骨格矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷にありますミライエ鍼灸整骨院です。
皆さん一度は関節から鳴る「ポキッ」「ゴリゴリ」などの音の正体が気になったことがあるのではないでしょうか!無意識に関節を鳴らしてしまう方もいらっしゃると思います。
今回はそんな関節から鳴る音について紹介します。
関節音について
人間はポキッやゴリゴリなどのいろいろな音が関節から鳴ります。音の性質ごとにどのような特徴があるのか解説していきます。
「ポキッ」となる音に関して
意図的に関節を鳴らしている方や膝の屈伸などでなる「ポキッ」という音は、クラッキングといいます。
クラッキングの原理は関節液に生じた気泡がはじける音です。
骨と骨の繋がりである関節は、関節包という膜に包まれていてその中は関節液で満たされています。関節液は粘度が高く、ヒアルロン酸などの軟骨に必要な養分が含まれています。また、関節の働きを補助する役割も持っています。
ではなぜ気泡が生じてしまうのでしょうか?
関節を動かすと関節液の圧力に変化が出てきます。そうなることで関節内に空洞ができ、気泡が生じるのです。
気泡は一度できると20分ほどできないといわれています。一回なるとすぐに鳴らせないのはこういった理由があるからなのです。
ここまでクラッキングについて説明してきましたが、詳しいことはまだわかっていないのが現状です。
しかし、クラッキングが起こる際には関節に大きな負担がかかっているといわれています。痛みや違和感が生じたり関節自体を肥厚させたりする可能性があるため、関節を鳴らす癖のある方はなるべく控えていただくことをおすすめします。
「ゴリゴリ」となる音に関して
肩や股関節をまわすとゴリゴリ鳴る方もいらっしゃると思います。これはクレピタス音といいます。
クレピタス音の原因は多数ありますが、ほとんどの方は同じ姿勢を長時間続けた時や、運動不足の際に固まった筋肉や腱が引き伸ばされるときになる音です。すぐに特別な対応を取らなければいけないわけではありませんが、身体のバランスが乱れる原因にもなりますので気になる方はお気軽にご相談ください。
ゴリゴリ音の原因
ではなぜ筋肉が固まってしまうのでしょうか?
- 運動不足
- 長時間の同じ姿勢
- 冷え
- ストレス
などがあげられます。これらの共通点として血流が悪くなっていることが原因として考えられます。
ゴリゴリ音を解消するには
血流の悪さを改善するために効果的なことをご紹介します
- 同じ姿勢を続けている時は1時間に一回はストレッチをする
- 簡単な運動を日常に取り入れてみる
- 湯船にきちんとつかる
- ストレス解消のために睡眠をしっかりとる
簡単に取り入れられることばかりですので、ぜひ実践してみてください!
顎から鳴る音
食べ物を噛む際や、あくびをした際に顎からガクッとなる音は顎関節症の疑いがあります。
顎関節症には口が開きにくさや、食事をしている時の顎のだるさ、顎を動かすときの痛みなどの症状があります。
症状が進行してしまいますと、顎以外にも頭痛やめまいなど全身に影響を及ぼします。
顎関節症が疑われるときは、無理に顎を使用せず、安静にされると症状がおさまることがあります。
当院では、顎周りの筋膜の調節をし、しっかりアプローチしていくことで顎周りの血流が良くなり、筋肉の硬さがとれ、咀嚼筋の働きが良くなることに繋がってきます。それにより、顎関節症の改善をしていきますので症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。
まとめ
意図的に関節を鳴らしている方や膝の屈伸などでなる「ポキッ」という音は、クラッキングといいます。
クラッキングの原理は関節液に生じた気泡がはじける音です。
骨と骨の繋がりである関節は、関節包という膜に包まれていてその中は関節液で満たされています。関節液は粘度が高く、ヒアルロン酸などの軟骨に必要な養分が含まれています。また、関節の働きを補助する役割も持っています。関節を動かすと関節液の圧力に変化が出てきます。そうなることで関節内に空洞ができ、気泡が生じるのです。ここまでクラッキングについて説明してきましたが、詳しいことはまだわかっていないのが現状です。
しかし、クラッキングが起こる際には関節に大きな負担がかかっているといわれています。痛みや違和感が生じたり関節自体を肥厚させたりする可能性があるため、関節を鳴らす癖のある方はなるべく控えていただくことをおすすめします。
肩や股関節をまわすとゴリゴリ鳴る方もいらっしゃると思います。これはクレピタス音といいます。
同じ姿勢を長時間続けた時や、運動不足の際に固まった筋肉や腱が引き伸ばされるときになる音です。血流が悪くなることで筋肉が硬くなってしまいます。血流を良くするためには、ストレッチをしたり湯船につかったりすることが効果的です。
食べ物を噛む際や、あくびをした際に顎からガクッとなる音は顎関節症の疑いがあります。
顎関節症には口が開きにくさや、食事をしている時の顎のだるさ、顎を動かすときの痛みなどの症状があります。
症状が進行してしまいますと、顎以外にも頭痛やめまいなど全身に影響を及ぼします。
顎関節症が疑われるときは、無理に顎を使用せず、安静にされると症状がおさまることがあります。
当院では、顎周りの筋膜の調節をし、しっかりアプローチしていくことで顎周りの血流が良くなり、筋肉の硬さがとれ、咀嚼筋の働きが良くなることに繋がってきます。それにより、顎関節症の改善をしていきますので症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
中村祐輝Yuki Nakamura
鍼灸師
学生の時の怪我や不調を改善してくれた先生に憧れて治療家を志す。
痛み、不調がある状態は当たり前ではありません。
お身体の治療だけでなく、心もケアできるような治療を提供させていただきます。