こんな症状はありませんか?
- 後ろを振り返る動作での首の痛み
- 腕を上げたときに首から腕に痛みが出る
- 長時間同じ姿勢でいると腕や手にシビレが出る
- 手に力が入らない
- 細かい動作がしづらい
- 左右で血色の差がある
胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群は、大きく以下の3つの種類に分けられます。
・首から鎖骨につく筋(斜角筋)と鎖骨の間で圧迫される場合
→斜角筋症候群
・第一肋骨と鎖骨の間で圧迫される場合
→肋鎖症候群
・胸の前の筋(小胸筋)が硬くなって圧迫される場合
→過外転症候群(小胸筋症候群)
胸郭出口症候群とは、腕を支配している神経(腕神経叢)と鎖骨の下を通る動脈(鎖骨下動脈)が特定のスペースや筋肉の硬さが原因で圧迫された状態を指します。
神経の圧迫により痛み・シビレや血流がうまく循環しないために血色の異常などが起こります。
そのため原因の筋を緩めて圧迫状態を改善したり、全身のバランスを整えて身体に負担がかからないようにすることが重要です。
胸郭出口症候群に対する骨盤矯正

当院で行う骨盤矯正は、ボキボキと音が鳴り痛みがある矯正とは違い、骨盤矯正専用ベッドを使用した負担のない矯正治療となっております。
合わせて筋膜リリースを行います。
筋膜とはマッサージなどでは緩まない組織となっており、持続圧に反応するセンサー(パチニ小体・ルフィニ小体)が多く存在します。
そのため、原因や影響のある筋肉・筋膜に持続圧を加えていきます。
筋膜リリースを行うことで組織の働きが良くなったり、周囲の血流が良くなったりするので症状の回復が見込めます。
骨盤矯正と筋膜の調整を行うことは、胸郭出口症候群の症状を長引かせないためにも重要です。
胸郭出口症候群に対する鍼治療

当院では鍼治療にも力を入れています。
鍼治療では手技では届かない深い筋肉へのアプローチが可能となり、
鍼を刺した周囲に血流を集めやすくするといった効果があります。
鍼と聞いて思い浮かぶことは痛そう、怖いといった不安かもしれません。
しかし、鍼治療で使用しているものは注射針の3分の1の太さ・髪の毛ほどの太さのものとなっているため痛みを感じることはほとんどございません。
鍼が苦手な方には、手技でのアプローチなどしっかりと相談したうえでベストなご提案をさせていただきますので安心ください。
首から腕にかけての痛みやシビレでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。