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揉み返しと好転反応ってなにが違うの?
揉み返しと好転反応ってなにが違うの?
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
今回は「揉み返しと好転反応」について詳しくご説明させていただきます。
こんな症状がでたことはありませんか?
整骨院や整形外科などで、マッサージ等の施術を受けた直後や翌日に
その部位にだるさ・疲労感・痛みなどの症状がでたことはありませんか?
このような症状は悪い反応である「揉み返し」と、お身体が回復していく過程でみられる良い反応の「好転反応」のどちらにも施術後にみられることがあります。
しかし、お身体にとっての影響は大きく異なるので、2つの違いを説明していきます。
揉み返しについて
揉み返しとは、お身体からのアラートサイン(危険信号)のようなものです。
施術の際にお身体が過度な刺激(押す力が強すぎる)や負担のかかる姿勢での施術によって
筋肉を包む筋膜や筋肉を構成する筋繊維が損傷をし、炎症を起こしひどい場合だと内出血が起こったりします。
何度も繰り返すことによって筋肉が線維化をおこすことで硬くなり、余計に筋肉の緊張が強くなってしまいます。
その結果硬くなった筋肉は、血流が悪くなり循環がうまくいかないことで重だるさやコリ等を感じやすくなることにつながる恐れがあります。
マッサージを受ける人の中には、刺激が強い程効果が高い・上がると思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、強い力でのマッサージになれてしまうと、徐々に今までの刺激量では物足りなくなります。
その結果、さらに強い刺激を求めることになり、また揉み返しが起こるという悪循環に陥
り、マッサージの効果自体が得られなくなってしまいます。
通常、揉み返しは筋肉に損傷が起きたことが原因で炎症が引き起こされ、痛みや不快感と
して症状がでてきます。体質や体調によって個人差はあるのですが、2~4日、長い方です
と1週間ほどで症状が引いてくると言われています。
痛みがあるうちはストレッチ等はかえって筋繊維を引き伸ばして、症状を悪化させてしま
う恐れがあるので、避けたほうがよいです。
揉み返しが強く出た場合は、ケガをした時と同じように筋肉の炎症を鎮めるために10~15
分程アイシングをしてあげると効果的です。
ただ、氷袋をタオルで包まずに直接皮膚に当ててしまうと、冷やした部分が凍傷になる危
険性があります。
凍傷になってしまうと軽度の場合、部分的に発赤が生じたり、腫脹(腫れ)、痛みが出ます。
中程度ですと水ぶくれが起き、重症になってしまうと骨や筋肉が壊死してしまう恐れがあ
りますので、十分に注意が必要です。
好転反応について
上記でご説明した通り、揉み返しはマッサージによって筋肉が傷ついた時の炎症によるも
のです。一方、好転反応は施術によってお身体の老廃物や歪みが修正される際の一時的な
反応と言われております。
当院では、揉み返しが起きるほどの強いマッサージは行いません。
ソフトな施術でなるべくお身体に負担のかからない施術を心がけております。
万が一、施術後に痛みなどが出た場合は、それが揉み返しなのか好転反応なのかをしっか
りと判断させていただき、今後の治療方針と力加減を相談してお一人お一人に合わせた最
適な施術を行っていきますので、遠慮なくおっしゃってください。
骨盤矯正・筋膜リリース・鍼治療といった施術内容に関しても、痛みや不安を感じること
がないよう国家資格を保持している経験豊富なスタッフがどんな理由、目的でこの施術を
行っているのかを明確にしながら進めて参りますので、ご安心ください。
お身体のことでお困りのことがありましたら、どんなに些細なことでも構いませんのでお
気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
神津憂汰Yuta Kouzu
柔道整復師
中学時代、陸上競技で混成8種に取り組む。整骨院で治療を受け、痛みから解放された経験から同じ道へ。
「痛みに寄り添える治療家」と「心で寄り添える治療家」を目指し、日々努力を重ねています。