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歩き出しでかかとが痛い!足底筋膜炎について
歩き出しでかかとが痛い!足底筋膜炎について
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
船橋市・市川市・千葉市で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
「朝起きた後、最初の一歩で強い痛みを感じる」「階段を登る時やつま先立ちをするときに痛みが強くなる」といった症状に悩んでいる方は足底筋膜炎が原因かもしれません。
今回は足底筋膜炎の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチ、自宅での予防法などについて解説します。
足底筋膜炎とは何か?
足底筋膜炎とは踵から足の指にかけて足裏に付着している足底筋膜が、ランニングなどといった動作を繰り返すことによって、足底筋膜に小さな損傷が生じる。
その結果、足のアーチを支持し、地面と足部の衝撃を減らす役割を持つ足底筋膜が炎症をおこし、足底筋膜炎を発症することすることがあります。
また、足底腱膜と踵の骨のつなぎ目に長年ストレスがかかり続けると踵の骨のトゲ状のでっぱり(踵骨棘)ができることがあります。踵骨棘ができると痛みが伴いますが、時間が経過するとともに足が順応して痛みが軽減することがあります。
足底筋膜炎の原因
・足裏に強い衝撃が加わるスポーツや、長時間の歩行、立ち仕事などによる「オーバーユース(使いすぎ)」
・足のアーチが崩れていること(扁平足やハイアーチ)による負荷やストレスの蓄積
・ふくらはぎやアキレス腱が硬いことによる足を踏み上げた時の負担
・靴が合っていないことによる足裏のアーチを正しく支えられない状態
・加齢による足底筋膜の柔軟性の低下
・足の形の変形(外反母趾)
・肥満による足への負担増加
足底筋膜炎の症状
・朝の1歩目や運動開始時に痛み
・かかとに体重をかけた時の痛み
・かかとの土踏まず寄り、土踏まず中央部分に痛みが出現する
・歩き慣れてくると、痛みが和らぐ
扁平足になるとどうなるの?
扁平足になるということは、土踏まずが潰れてしまって足の裏(足底)が平らになっている状態です。アーチの機能が低下することによって足の裏(足底)のクッション性が低下し、足部が不安定になり足の不調が現れてしまう原因となります。
そのため、負担がかかることで怪我をしやすくなってしまったり、かかとが内側に倒れてしまい(回内足)正しい姿勢バランスを保てなくなることで、転倒しやすくなったりします。
通常、アーチは衝撃を逃がすような構造をしているのですが、正しく機能されないと筋肉や関節が代償的に吸収してしまうため、疲労が蓄積しやすくなり、痛みの原因にも繋がることもあります。
外反母趾になるとどうなるの?
外反母趾とは、足の親指が小指側に変形し「くの字」に曲がっている状態を言います。
変形を放置、悪化させると親指の付け根親指が外側に屈曲するため、内側の骨突出部が靴と擦れて炎症を引き起こす場合があります。突出した骨の圧迫により親指先に向かう知覚神経が刺激されると、しびれを生じる場合もあります。また、外反母趾があると脚に掛かる荷重に左右差が生まれるため、身体のバランスの崩れにつながるおそれがあります。
足のアーチにはどんな役割があるのか?
・足の衝撃を吸収するための『クッション作用』
・歩行時に必要な『バネ作用』
・重心を支える『バランス作用』
これら3つの機能を持っています。 扁平足は上記で説明したとおり、足の裏(足底)のアーチ構造に何らかの異変が生じることで、本来のアーチ構造に乱れや崩れが引き起こされた結果、アーチが潰れてしまうことや、逆にアーチが高くなってしまうことがあります。
当院の足底筋膜炎へのアプローチについて
当院では、姿勢やバランスの歪みや歩き方のクセ、靴のチェックなどを行い、重心や体重移動の検査に重点を置き、なぜ痛みを引き起こしてしまったのかという根本原因の探求に力を入れております。
今ある痛みがなくなることはもちろん大切ですが、半年後や1年後、その後と同じような症状が出ないことも重要になってきます。
根本原因を探求することによって、なぜ痛みが出てしまっているのか・どうしたら症状が改善するのかを明確にし、痛みやシビレといった症状の改善を図ります。
また、当院ではインソールの取り扱いをしております。
当院で取り扱っているインソールは、足の外側にあるキーストーンと呼ばれる骨(立方骨)を支えることで、怪我の誘発率を下げながら高パフォーマンスを実現したものになります。
近年、流通している靴はつま先が浮いているので裸足の状態でもつま先が浮いてしまう“浮指”という状態になり、足の指(足趾)が上手く使えていない方が多いです。このインソールは“足トレ“というだけあってこのインソールを日常的に使用することで足の指(足趾)が鍛えられます。
この結果、インソールを入れていない状況でも効果を発揮するという特色があり、”浮き指を”防ぐことも可能となります。
足の裏(足底)の痛みやシビレといった症状に限らずどんなに些細なことでも構いませんので、お身体のことでお困りでしたらまずはお気軽にご相談ください。
まとめ
足底筋膜炎とは踵から足の指にかけて足裏に付着している足底筋膜が、ランニングなどといった動作を繰り返すことによって、足底筋膜に小さな損傷が生じる。
その結果、足のアーチを支持し、地面と足部の衝撃を減らす役割を持つ足底筋膜が炎症を起こす。
原因は足のアーチが崩れていることによる負荷やストレスの蓄積、ふくらはぎやアキレス腱が硬いことによる足を踏み上げた時の負担、足の形の変形(扁平足や外反母趾)などが関係してくる。
症状として朝の1歩目や運動開始時に痛み、かかとに体重をかけた時の痛みが出現する。
足のアーチには足の衝撃を吸収するための『クッション作用』、歩行時に必要な『バネ作用』、重心を支える『バランス作用』などの役割があります。
足底筋膜炎へのアプローチについて当院では、姿勢やバランスの歪みや歩き方のクセ、靴のチェックなどを行い、重心や体重移動の検査に重点を置き、なぜ痛みを引き起こしてしまったのかという根本原因の探求に力を入れております。
足の裏(足底)の痛みやシビレといった症状に限らずどんなに些細なことでも構いませんので、お身体のことでお困りでしたらまずはお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
須賀啓Akira Suka
柔道整復師
私は学生時代に部活動で怪我をしたことがきっかけで、日々のケアや痛みのない生活がどれだけ大切なのかを実感しました。
今度は私が、「身体のケアだけでなく、心のケアまで!」をモットーに、皆様のライフスタイルに合わせた身体作りを全力でサポートさせていただきます!