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急な胸の痛みの原因は?肋間神経痛について
急な胸の痛みの原因は?肋間神経痛について
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
船橋市・市川市・千葉市で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
「深呼吸すると胸が痛む」、「肋骨を押すと痛みがある」といった症状に悩まされたことのある方は肋間神経痛かもしれません。
今回は「肋間神経痛」の原因や症状、当院の治療について解説をしていきます。
肋間神経痛とはなにか?
肋間神経痛はその名前の通り肋骨に沿った肋間神経という神経に何らかの要因で刺激が入るようになり、痛みが起こる状態をいいます。
肋間神経痛は大きく分けて「特発性肋間神経痛」と「続発性肋間神経痛」の2種類に分けられます。
「特発性肋間神経痛」は病院で検査を行っても肋間神経には明らかな原因が認められないものを指します。
明らかな原因は不明ですが、ストレスや不良姿勢によって起こるとされています。
「続発性肋間神経痛」は肋骨の骨折や神経の圧迫、ウイルス感染、腫瘍などの様々な原因があります。
肋間神経痛の症状
・脇腹、背中、胸にピリピリ、ズキズキとした痛み
・深呼吸や咳、くしゃみに伴う痛み
・息苦しさ
・猫背や肩がこる
・痛みが片側にのみ起こる
・痛みによる睡眠不足
肋間神経痛は胸部の鋭い痛みが起こる場合が多くみられます。
深呼吸や咳などで肋間神経が刺激されると痛みが伴う場合が多く、症状が酷い場合には痛みによって睡眠に影響が出ることも多々あります。
肋間神経痛の原因
特発性肋間神経痛
病院や医療機関の検査で原因が明らかでないものは特発性肋間神経痛と呼ばれます。
特発性肋間神経痛は非常にまれとされてはいますが、自律神経、ストレスが関わるのではないかとされています。
ストレスを感じると自律神経は乱れやすくなり、交感神経が強く働くようになります。
交感神経が過活動を起こすと無意識に力が入るため、筋肉が硬くなり血管が収縮し痛みを感じる物質が蓄積されるようになり、痛みが増強されます。
痛みが感じやすい状態になってしまう為、自律神経の調整やストレスをためない行動は有効であるとされています。
続発性肋間神経痛
続発性肋間神経痛の原因は神経の損傷や圧迫、ウイルス感染等、様々な原因が考えられます。
・肋骨の骨折
・胸椎椎間板ヘルニア
・変形性胸椎症
・水痘、帯状疱疹ウイルス
・腫瘍など
原因として考えられるものは不良姿勢による筋肉の緊張や身体の歪みだけでなく、骨折などの外傷やけがによって肋骨、肋間神経が圧迫された場合や、腫瘍が肋骨付近に発生した状態ですと神経が圧迫されて肋間神経痛を生じることがあります。
脊椎や肋骨に原因がない場合の続発性肋間神経痛には水痘・帯状疱疹ウイルスが考えられます。
水痘・帯状疱疹ウイルスは子供の時に初めて感染すると水ぼうそうを発症します。
水ぼうそうが治った後もウイルスは身体の中の神経節という場所に隠れ続けています、身体の免疫力が高い時はウイルスの活動を抑えられますが、免疫が低下すると再活動を始め、神経の流れに沿って活動を行い、肋間神経に波及し皮膚に到達すると肋間神経痛を伴います。
帯状疱疹の原因となるウイルスの保有率は成人のおよそ9割、80歳までに日本人の約3人に1人が発症するといわれている為注意が必要です。
肋間神経痛に対しての当院のアプローチについて
当院では痛みの原因を詳しく確認し、なぜ痛みが出ているのか、どうしたら症状が改善するのかを見極めご自身のお身体の状態を患者様にもご理解・ご納得いただいた上で施術を行っております。
マッサージや電気治療をして’’一時的に痛みが改善すれば良い’’というその場だけの治療より根本原因である部位にアプローチを加えていくことで症状を繰り返さないように施術を行っていきます。
続発性肋間神経痛の場合、肋骨周囲の筋膜の緊張、肋骨が正常に動かない為に痛みにつながる場合もあります。
姿勢やお身体のクセ、歪みを整えることで改善できる可能性があり、当院では骨格骨盤の矯正、肋骨の動き、呼吸の調整も合わせて行うことが可能です。
特発性肋間神経痛の場合は自律神経のアプローチが有効とされています。
手技で自律神経にアプローチする方法と特殊な鍼と通電機器を使用し自律神経にアプローチをする方法の2種類がございます。
鍼でのアプローチとしては、当院では自律神経の調節に特化した特殊な鍼のご用意がございます。
この特殊な鍼とマイナスイオンを身体に流す特殊な通電機器を使用することで、自律神経を正常化させていくという方法です。
また、手技では自律神経に関わりの深い部位(頭蓋、呼吸器、内臓器)に筋膜リリースを用いてアプローチを加えることで自律神経の働きを正常化させていきます。
まとめ
肋間神経痛は「特発性肋間神経痛」と「続発性肋間神経痛」の2種類に分けられます。
「特発性肋間神経痛」は病院で検査を行っても肋間神経に明らかな原因を認められないものを指します。原因は不明ですがストレスや不良姿勢により起こるとされています。
「続発性肋間神経痛」は肋骨の骨折や神経の圧迫、ウイルス感染、腫瘍などの様々な原因があります。
主な症状は胸部の鋭い痛みで、症状が酷い場合には痛みにより睡眠に影響が及ぶこともあります。
「特発性肋間神経痛」は自律神経、ストレスが大きく関わるとされています。
ストレスを感じると自律神経は乱れやすくなり、交感神経が強く働くようになります。
交感神経が過活動を起こすと無意識に力が入る為、筋肉が硬くなり血管が収縮し痛みを感じる物質が蓄積されるようになり、痛みが増強されます。
痛みを感じやすい状態になるため、自律神経の調整やストレスをためない行動は有効とされています。
「続発性肋間神経痛」の原因は神経の損傷や圧迫、ウイルス感染等、様々な原因が考えられます。
脊椎や肋骨に原因がない場合の続発性肋間神経痛には水痘・帯状疱疹ウイルスが考えられます。
免疫が低下すると隠れていたウイルスが再活動を始め、神経の流れに沿って活動を行い、肋間神経に波及し皮膚に到達すると肋間神経痛を伴います。
帯状疱疹の原因となるウイルスの保有率は成人のおよそ9割、80歳までに日本人の約3人に1人が発症するといわれているため注意が必要です。
この記事の執筆者
中村祐輝Yuki Nakamura
鍼灸師
学生の時の怪我や不調を改善してくれた先生に憧れて治療家を志す。
痛み、不調がある状態は当たり前ではありません。
お身体の治療だけでなく、心もケアできるような治療を提供させていただきます。