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手首の痛み。指先のしびれの正体は⁈手根管症候群について
手首の痛み。指先のしびれの正体は⁈手根管症候群について
こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!
東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。
「人差し指と中指に強いしびれを感じる」「ペットボトルの蓋が開けられない」といった症状に悩んでいる方は手根管症候群が原因かもしれません。
今回は手根管症候群の原因や症状、ミライエ鍼灸整骨院でのアプローチ、自宅での予防法などについて解説します。
手根管症候群とは何か?
手根管とは手首にある横手根靭帯や手根骨から形成されるトンネルのことで、指や手首を曲げる動作を支配する正中神経と指を曲げてくれる屈筋腱が通っています。このトンネル内で正中神経が圧迫されることによって引き起こされる神経障害が手根管症候群です。特に原因はないが発症には多因子による影響があると考えられています。
手根管症候群の原因
原因について明確になっていないこともありますが、主に次のような要因によって手根管症候群の発症リスクが増すのではないかと考えられています。
自律神経の乱れ
正中神経は80%が自律神経線維(交感神経)で、手の血管新生や栄養供給の役割を担っている。そのため自律神経である交感神経が高まると、血管が収縮して血流が悪くなり、手や指先の痛みやしびれなどが起こりやすくなります。
手首をよく使う作業
指先や手首を頻繁に使う作業を行うことで、手根管を通過する腱が摩擦により炎症を起こし、
肥厚してしまうことがあります。それにより手根管区画内を通過する正中神経が圧迫を受けることで、症状の発症に繋がることが考えられます。
透析
腎臓病を改善するために人工透析をおこなった場合、手首の腱小滑膜や横手根靱帯にアミロイド沈着と呼ばれる機能障害を起こし、手根管症候群の症状が出るケースもあります。
更年期障害
手根管症候群が比較的中年期以降の女性に多くみられることから、更年期障害に特有のホルモンバランスの乱れにより、手根管症候群の発症リスクが増すのではないかと考えられています。男性でも発症することがあります。
周産期
周産期になるとホルモンバランスが乱れ、手根管症候群の発症リスクを増すと考えられています。これは女性ホルモンが減少することで滑膜が肥厚して、むくんでしまうことが原因と言われております。
喫煙
喫煙することによってニコチンの作用で血管が収縮して、循環障害を起こす。
怪我
骨折や腱鞘炎などの外傷が原因になることもある。
手首の骨折をして骨片が神経を圧迫して損傷したり、むくみによりしびれが発症します。
手根管症候群の症状
手根管症候群を発症した場合、主に次のような症状がみられることとなります。
指のしびれ
手根管症候群を発症した場合、人差し指と中指に強いしびれを感じることが多いです。
症状が進行すると、親指および薬指の親指側半分にもしびれが出てくることがあります。
痛み
手首から手のひら、指先にかけて痛みが生じる。
症状の変化
手を振るような動作を行うと、痛みが軽減したり増したりすることがあります。
夜間痛や起床時痛
手根管症候群を発症した場合、寝ているときに指の痛みで目が覚めることもあります。
また、手のこわばりや朝起きた時に症状が強く出るという特徴もあります。
巧緻動作の困難
シャツのボタンを掛けたり、針を糸に通したりといった巧緻動作(手先を使った細かい作業)が難しくなってしまう場合があります。
筋力の低下
手を使う際に力が入らない、物をつかみにくくなる。手を内側にひねる、手首や指先を曲げる筋肉、母指球筋(手の親指の付け根にある筋肉)が弱くなり痩せていくことがあります。
また、人差し指と親指できれいな丸のOKサインが作れない。
手根管症候群のテスト法
正確な診断には画像診断が必要となりますが、以下の検査法で手根管症候群の可能性があるかどうかを見極めることが可能です。
・ファーレンテスト
手首を直角に曲げて手の甲同士を合わせた状態を保つと、指のしびれが発生したり、ひどくなるかを確認します。ファレンテスト陽性で、手根管症候群が疑われます。
・チネル徴候
手関節を叩くと正中神経領域にしびれや痛みが響くとチネル徴候陽性で、手根管症候群が疑われます。
当院が推奨する手根管症候群の予防法は?
手根管症候群のはっきりとした原因は分かっていないとされていますが、手の使い過ぎやホルモンバランスの乱れによって、手根管症候群の発症リスクが増すと考えられています。そのため、次のような方法で手根管症候群を予防することがおすすめです。
・手のセルフストレッチ
手をよく使う仕事をされている場合、セルフストレッチを行い、前腕の筋緊張を緩和することがおすすめです。
肘を伸ばして手のひらを下に向けた状態で、反対側の手で指先(人差し指から小指までを把持)を下に手首を反らすように、前腕をストレッチしましょう。
・自律神経の調整
正中神経は80%が自律神経線維(交感神経)で、手の血管新生や栄養供給の役割を担っている。そのため自律神経の調整をすることで正中神経の負担軽減につながる。
規則正しい生活、バランスの良い食事、ストレスの発散といった日々の改善を行い、自律神経のバランスを整えることがおすすめです。
自律神経を介してのアプローチ
当院では、自律神経の治療にも力を入れております。
手技で自律神経にアプローチをする方法と特殊な鍼と通電機器を使用し自律神経にアプローチをする方法の2つがございます。
鍼でのアプローチをとしては、当院では自律神経の調節に特化した特殊な鍼のご用意がございます。この特殊な鍼とマイナスイオンをお身体に流す特殊な通電機器を使用することで、お身体の状態を回復させていくという方法です。 また、手技では自律神経に関わりの深い部(頭蓋、呼吸器、内臓器)に筋膜リリースを用いてアプローチを加えることで自律神経にアプローチをおこなっていき、自律神経の働きを正常にしていきます。
手技で施術を行うため、鍼が苦手な方も安心して治療を受けていただくことができます。
上記でご説明してきた施術を当院では受けていただくことが可能です。
どの施術もソフトな施術となっておりますので、痛みやお身体の負担を感じることなく施術を受けていただけますので、ご安心ください。
その他日常生活でのセルフケアやストレッチもお伝えできますので、お身体のことについて何かお困りのことがございましたらどんなに些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
まとめ
手根管とは手首にある横手根靭帯や手根骨から形成されるトンネルのことで、指や手首を曲げる動作を支配する正中神経と指を曲げてくれる屈筋腱が通っています。このトンネル内で正中神経が圧迫されることによって引き起こされる神経障害が手根管症候群です。
手根管症候群の原因について明確になっていないこともありますが、手の使い過ぎやホルモンバランスの乱れ・透析・更年期障害・周産期・喫煙・怪我など要因によって手根管症候群の発症リスクが増すのではないかと考えられています。手根管症候群を発症した場合、主に人差し指と中指に強いしびれを感じる。
夜間痛(寝ているときに指の痛みで目が覚める)や起床時痛といった手のこわばりや朝起きた時に症状が強く出るという特徴もあります。)
筋力低下で母指球筋(手の親指の付け根にある筋肉)が弱くなり痩せていくといった症状がみられます。
当院が推奨する手根管症候群の予防法は手のセルフストレッチと自律神経の調整です。
正中神経は80%が自律神経線維(交感神経)で、手の血管新生や栄養供給の役割を担っている。
まずは、しっかりとお身体の状態をチェックした上でその方に合ったベストな内容をご提案させていただきます。
手根管症候群の痛みでお悩みでしたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください!