足の障害について「モートン病」
こんにちは!骨盤矯正・筋膜リリース・鍼灸治療であなたに合わせた多角的アプローチ
歩行やスポーツなどでの足裏や足指の痛みもお任せください!
JR総武線・東船橋駅から徒歩1分にありますミライエ鍼灸整骨院です。
前回に引き続き足裏や足指の痛みについてご紹介していきます。
今回は「モートン病」についてです。
モートン病とは足の裏の指と指の間の痛みやしびれ、感覚が鈍くなるといった神経症状を主訴とするものです。下の図のように2本の指にまたがって症状が出るのが特徴です。
足指の根元の中足骨という骨は靭帯(深横中足靭帯)によって横につなぎ留められていて、足指や足裏の感覚をつかさどっている指神経(固有底側指神経)はその靭帯の下を走行しています。そこに体重がかかり足底の横アーチが崩れると負担を緩衝する滑液包と靭帯の間で指神経が圧迫され、症状が現れます。
原因の多くとしては足に合っていない靴が挙げられます。
踵の高いハイヒールや先の細い靴、底が薄くクッション性の低い靴によって足先や足底への荷重、負担が繰り返し加わることで、指神経が圧迫され症状が出ます。
モートン病は神経自体が圧迫されて症状が出るものもありますが、体重や地面からの衝撃を緩衝する滑液包に、繰り返し負荷がかかることで滑液包が炎症を起こして指神経を圧迫してしまうものが多いです。
これは前回の外反母趾と同じような発生機序となります。
そのため、しびれや知覚異常を感じている指先部分の根元(中足骨頭部)に腫脹を伴っていることが多いです。
モートン病の特徴である2本の指にまたがって症状が現れる理由である指神経(固有底側指神経)についてもう少し詳細に説明いたします。
指神経の走行にその理由があるのですが、指の付け根で二股に分かれるように走行しています。足の指の感覚をつかさどる指神経は各指の内側と外側はそれぞれ別の指神経がになっているため、症状が現れる場合は2本の指にまたがって出るということです。
踵の高いハイヒールや幅の狭い靴などで足底や足の指が制限されてしまうと重心や負荷が一か所に集中してしまいます。
加えて扁平足や外反母趾があると足裏や足指全体を効率よく使ったスムーズな体重移動ができなくなり、より負担が偏りやすくなります。
当院では姿勢や歩き方の歪みやクセ、靴のチェックを行い、重心や体重移動の検査に重点を置き、なぜ痛みを引き起こしてしまったのかという根本原因から改善を目指します。
その場の痛みを軽減させるだけでなく、今後同じような痛みを繰り返さないお身体づくりのサポートを行います。
足裏の痛みやしびれにお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
ミライエ鍼灸整骨院
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