膝の痛みについて「前十字靭帯損傷」
こんにちは!骨格矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
スポーツでの膝の痛みもご相談下さい!
JR総武線東船橋駅から徒歩1分にありますミライエ鍼灸整骨院です!
膝関節は構造的にも機能的にも損傷されやすい為スポーツ外傷の中でも多いとされています。
その中でも最悪といわれるのが「不幸の三徴候(アンハッピー・トライアド)」と呼ばれるものです。
これは「前十字靭帯損傷」「内側側副靭帯損傷」「半月板損傷」の複合的損傷のことです。
これらは単独損傷でも治療期間に時間を要するといわれていますが複合的損傷では1年~2年かかることもあります。
今回はこの中の「前十字靭帯損傷」についてご紹介します。
靭帯とは骨と骨をつなぎ関節を支えるものです。
膝関節は大腿骨(ももの骨)・脛骨(すねの骨)・膝蓋骨(膝のお皿)で構成されており、大腿骨が脛骨の上にのっているだけの構造になっているので不安定です。その為これを支える4つの靭帯があります。
前後の動きを安定させるのが「前十字靭帯」「後十字靭帯」、左右の動きを安定させるのが「内側側副靭帯」「外側側副靭帯」です。
前十字靭帯とは大腿骨から脛骨へ後ろから前へ扇状にひろがりながら付着し、脛骨が前方へ移動することを制御しています。
原因として、前十字靭帯損傷単独での損傷の場合はジャンプの着地や急激なストップ動作・方向転換など接触をすることなく発生することが多く、膝関節に付着する大腿四頭筋(もも前の筋肉)が関与しています。
内側側副靭帯損傷や半月板損傷などが合併して起こる場合はタックルなど接触をして発生することが多いです。
つま先が外側を向き、膝が内側に倒れ、かつ捻りの動作が加わった時(knee㏌toe out)に発生します。
症状としては主に5つあげられます。
- ①膝の痛み
- ②腫れ・動きの制限
- ③断裂音(pop音)
- ④膝崩れ(ギビングウェイ)
- ⑤歩行困難
前十字靭帯が断裂してしまうと自然治癒は困難となります。
安静にしていると腫れや痛みが引き日常生活は可能になってきますが、機能的な回復は望めない為スポーツをする方や日常生活でも障害がある方は手術が必要になります。
また断裂したままにしてしまうと膝崩れを繰り返し関節の軟骨や半月板を損傷し、将来的に変形性膝関節症になってしまう可能性が高くなります。
早期回復には適切な処置が重要になりますので、お困りのことがありましたらまずは一度ご相談下さい。
ミライエ鍼灸整骨院
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