肩の障害「上腕二頭筋長頭腱炎」
こんにちは!骨格矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
日常やスポーツでの肩の痛みもご相談下さい!
JR総武線東船橋駅から徒歩1分にありますミライエ鍼灸整骨院です!
今回は肩の障害「上腕二頭筋長頭腱炎」についてご紹介します。
上腕二頭筋とは通称力こぶと呼ばれる部位で、肘を曲げたり物を引き上げたりするときに使う筋肉です。
この筋肉は名前の通り、肩甲骨の烏口突起から始まる短頭と肩甲骨の関節上結節から始まる長頭の二つからなり橈骨という骨に付着します。
このうち長頭は結節間溝という上腕骨の前面にある溝を通るため長頭(筋肉)と上腕骨の小結節(骨)での摩擦が起きやすいことから繰り返しのストレスがかかり炎症が起こりやすいとされており、特に中高年になると加齢による変性で発生しやすくなります。
原因として3つ挙げられます。
1つ目はスポーツや仕事による肩関節の外転(肘を伸ばした状態で腕を外に挙げる動き)・外旋(肘を曲げて親指を上に向けた状態から外にひらく動き)の繰り返しでの上腕二頭筋と小結節の摩擦による変性が起こること。
2つ目は重いものを持ち上げる際に上腕二頭筋の張力の限界をこえて収縮してしまった場合。
3つ目は緊張している状態の長頭が急激に強く伸ばされてしまった場合。
症状は損傷の程度によりますが主に5つあげられます。
- ①筋肉が付着する部分の痛みや夜の痛み
- ②腫れ
- ③内出血
- ④肘を曲げにくい
- ⑤握力の低下
などが起こります。
また、断裂すると筋腹(力こぶ)が遠位へ移動し外見上筋腹が小さくなります。
MRIなどでの確定診断はできませんが、上腕二頭筋の働きであるドアノブを捻るような動きや肘を曲げる動きで痛みをチェックするヤーガソンテスト、スピードテスト、ストレッチテストなどのテスト法がありますのでご安心ください。
症状が出てそのままの状態で放置してしまうと同じ痛みを繰り返したり、蓄積され断裂したりしてしまうことがあります。
お身体の歪みを正しい位置にすることで痛みを未然に防ぐこともできますのでまずはご相談下さい。
ミライエ鍼灸整骨院
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