産後の悩みについて②
こんにちは!骨格矯正・鍼灸治療・筋膜リリースでトータルアプローチ!
妊娠や産後の悩みもご相談ください!
JR総武線東船橋駅から徒歩1分にありますミライエ鍼灸整骨院です!
今回は前回に引き続き「産後の悩み」についてご紹介します。
前回ご紹介できなかった症状についての原因をご説明させていただきます。
イライラ・不安
妊娠すると妊娠を維持させるホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が大量に分泌され、ホルモンの量は妊娠前の数百倍になります。
その後分娩を終えるとその分泌は急激に収まり、代わりに母乳を作るためのホルモン(プロラクチン)が大量に分泌されます。
このようにホルモンが急激に変化する為心が不安定になり、訳もなく涙が出る、不安やイライラなどの症状が現れます。
むくみ
出産で羊水などの水分を大量に排出する為、体内の水分バランスが崩れ、急激に水分不足になったことで慌てて体に水分をため込もうとすることでむくみが起こります。
また産後は便秘になりやすくガスが溜まりそれが老廃物となってむくみが起こります。
妊娠中は赤ちゃんの成長と共にお腹が大きくなるため足の付け根が圧迫され、血流が滞りむくみが起こります。
尿漏れ
妊娠後期になると出産に備えたホルモンが分泌され、骨盤を固定している靭帯が緩みます。
赤ちゃんの頭を出すために骨盤を緩くし、広がる環境を作っているのです。
出産後の骨盤や子宮・膀胱を支えているハンモックの役割をしている筋肉(骨盤底筋)はグラグラで交通事故にあったような大きなダメ―ジを受けています。
その後すぐの育児での無理な姿勢で負荷がかかり、代謝が悪くなり尿漏れの原因になります。
- 授乳、乳汁不足・うっ滞
授乳の姿勢で多い横座りでの授乳により左右のバランスが崩れ全身のゆがみにつながります。
また猫背での授乳は首や肩こり・腰や背中の痛みにつながります。
母乳は血液から作られるため筋と筋の間を通る血管が肩や背中が凝っていると押しつぶされて上半身の血流が悪くなり母乳の出が悪くなることがあります。
さらに母乳が出る一連の流れには首や背骨の近くから出る神経が関わるので肩や背中が凝り固まっていると乳汁分泌のトラブルにつながりやすくなるのです。
最後に育児の際にお身体の負担を減らすポイントを2つご紹介します!
1つ目は授乳についてです。
座って授乳を行う場合:まず骨盤を立て背筋を伸ばし、お子さんの口元とお母さんの胸の高さが合うようにクッションやタオルで調整します。
床に座って行う際には左右のバランスを保つことができる長座かあぐらの姿勢がベストですが、この2つの姿勢は猫背になりやすくなってしまうので壁などを背もたれにし、背中と足の角度が90度になるように座ります。
添い乳の場合は寝た時に枕が高すぎたり低すぎたりしない首にストレスを感じない高さにします。
また横向きで寝ると腰が捻れやすくなるので腰に負担がかかりやすくなってしまいます。
横向きの際には膝と膝の間にクッションを挟んであげることで腰の捻れがなくなり負担がかかりずらくなります。
2つ目は抱っこ紐の正しい使い方です。
お子さんを抱っこ紐を使って抱っこする時にまず、お子さんのおでこがお母さんのの顔のすぐ下にくるようにします。
お子さんの位置が低い方が楽かとは思いますが低いとお母さんの肩や腰に負担がかかりやすくなってしまいます。
また、背中のストラップの位置は肩甲骨の真ん中にくるようにします。ストラップの位置が高すぎるとお子さんの重みでお母さんの首が前にいってしまい、首や肩に負担がかかり、首・肩コリの原因になってしまうのです。
上記のポイントに気を付けて頂くことで首や肩・腰への負担が減ってきますので是非お試しください。
当院では産後の症状だけでなく妊娠中お悩みの症状や逆子治療も行えます。
妊娠中だから仕方ないと我慢している方、お腹が大きくなってくると施術内容は限られてはしまいますが安定期に入ってしまえば妊娠中の方の施術を行うことも可能です。
お身体の状態を整えることが安産につながります。
また、ストレスなどによる自律神経の治療も行えますので少しでもお困りのことがあればまずは一度ご相談下さい。
ミライエ鍼灸整骨院
千葉県船橋市東船橋3-1-5オアーゼ東船橋001A
TEL 047-779-3514