スポーツ障害「アキレス腱障害について」
こんにちは!スポーツや運動によるケガ・痛みの治療なら当院へ!
東船橋駅から徒歩1分にありますミライエ鍼灸整骨院です。
前回に引き続き「スポーツ障害」についてご紹介していきます。
今回は「アキレス腱障害」についてです。
アキレス腱とは下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)が踵の踵骨隆起に付着する過程の人体最大の腱のことです。下腿三頭筋の収縮力を踵に伝え、歩行や跳躍などの関節運動を可能とする役割があります。
アキレス腱障害は以下の3つに大きく分けられます。
・アキレス腱炎
・アキレス腱周囲炎
・アキレス腱滑液包炎
まずアキレス腱自体の炎症であるアキレス腱炎とアキレス腱を包み保護している膜状のパラテノン(腱傍組織)が周囲の組織との摩擦で炎症が起こるアキレス腱周囲炎に区別されます。
ジャンプやダッシュなど急激に足首の上げ下げを強制された場合に起こる急性のものと、長距離のランニングなどによりアキレス腱部に繰り返し負荷が加わるオーバーユースによって発生する慢性のものがあります。
アキレス腱炎、周囲炎共にアキレス腱上や周囲に圧痛が現れます。初期症状では運動や動作の開始時に痛みを感じ、症状が進行したり慢性化してくると腫れが強くなりアキレス腱の硬さが増したり、体重をかけて足首を動かした際にギシギシときしむ音がしてくる場合もあります。
アキレス腱滑液包炎は、アキレス腱の付着部の踵付近には潤滑油が入った水枕様の滑液包が二つ存在し、アキレス腱部の摩擦を軽減する役割を果たしています。
靴との関連性が強く細い靴や踵の部分が硬い靴での長時間の歩行などにより、この滑液包がアキレス腱との摩擦あるいは圧迫刺激を受け炎症を起こしたものです。
痛みの部位がアキレス腱上ではなく、踵の骨に近いアキレス腱付着部に生じているのであればアキレス腱滑液包炎の疑いが高いです。
靴の圧迫が原因となっている場合はアキレス腱の付着部にタコやマメの様な腫瘤ができることがあります。
アキレス腱障害は下腿三頭筋の硬さや繰り返しの負荷によるオーバーユース、合わない靴が原因としてあげられますが、踵の骨の角度や扁平足などの足部のアライメントの不良が根本的な問題として存在する場合が多いので、スポーツや運動中だけでなく普段の生活動作や歩行から負担がかかりづらい姿勢やバランスを作っていくことが根本的な改善に必要になります。
当院では根本原因に合わせた骨格・骨盤矯正、筋膜リリース、鍼灸治療と治療法を組み合わせることで早期回復、再発の予防をサポートさせていただきます。
アキレス腱周囲や踵の痛みがある場合はお気軽にご相談ください。
ミライエ鍼灸整骨院
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