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便秘を放置すると危険!便秘と改善方法を徹底解説

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公開日:2025.08.24

便秘を放置すると危険!便秘と改善方法を徹底解説

便秘を放置すると危険!便秘と改善方法を徹底解説

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!

船橋市・市川市・千葉市で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

便意はあるのに便が出ない」「排便した後もスッキリしない」そんなお悩みありませんか?

今回は「便秘」について徹底解説いたします!

目次

そもそも便秘って何?

排便とは、食べたものが消化・吸収され、要らなくなったものが便として外に排出されることです。

便が腸に送られ、直腸に溜まると便意が発生する仕組みになっています。

本来身体の外に排出しないといけない便を、十分に排出できない状態のことを便秘と言います。

医学的には「排便の回数が一週間に三回未満」「便が硬くてコロコロ」「排便時痛みがあって苦しい」などがある場合は便秘が疑われます。

便秘の症状

便秘になると以下のような症状が現れます。

  • 便が硬くてうまく排出できない
  • お腹が張る
  • よくおならが出る
  • 排便後もスッキリせず、残便感がある
  • 排便時のに痛みがある

便秘の原因

生活習慣や食事の乱れ

普段、食物繊維や発酵食品などをあまり摂っていない方は腸内の善玉菌が減って腸内環境の乱れに繋がり、便秘になる可能性があります。

また、体内の水分が不足してしまうと便が硬くなりやすいので注意が必要です。

排便習慣の問題

忙しくて朝排便ができない」、「我慢しやすい」、「下剤の常用」は自力での排便力を低下させます。

そして結果的に便意が起きにくく、排便しづらい体質になってしまいます。

ストレス

日常生活でストレスを多く感じている人は緊張不安などで自律神経が乱れ、腸の動きが鈍くなります。

旅行などの一時的な環境の変化で起こるストレス性便秘もあります。

便秘の種類について

機能性便秘

臓器や組織に明らかな形態異常がなく、機能的な問題がある便秘の事をいいます。

機能性便秘はさらに3つに分けることが出来ます。

弛緩性便秘

腸自体の働き(蠕動運動)が悪くなり、排便しにくくなり起こる便秘です。

便が腸の中に長時間留まってしまうので水分が吸収されて硬くなってしまいます。

痙攣性便秘

自律神経の乱れなどが原因で大腸が過剰に収縮してしまい排便がスムーズに行えず起こる便秘です。

腸が痙攣すると、運動が強すぎて不規則に収縮し、便の通過を妨げてしまいます。

直腸性便秘

便が直腸まで来ているのに便意が起こらず、排便の回数が減って便が硬くなった状態です。

若い女性や排便を我慢してしまう人に起こりやすく、我慢すればするほど直腸の感覚が鈍くなってしまうのが原因です。

器質性便秘

腸に構造的な問題が発生し、それにより便が通りにくくなり起こる便秘です。

急に便秘になった場合はこの便秘の可能性があります。

症候性便秘

他の病気が原因で起こる便秘です。

(大腸がん、糖尿病、パーキンソン病など)

薬剤性便秘

薬の副作用が原因で起こる便秘です。

(鎮痛薬、抗うつ薬など)

悪化してしまうとどうなるの?

腸内環境が悪化により、腹痛、痔、食欲不振、肌荒れ、または肩こりや頭痛を引き起こす可能性があります。

さらに腸内環境が悪化すると、精神的な不調を感じるようになり、イライラしやすくもなります。

便秘の合併症

腸閉塞(イレウス)

 便秘が長期間続くと硬くなった便が腸を塞ぎ、腸閉塞を引き起こす可能性があります。

痔 

硬い便をいきんで出そうとすると肛門粘膜を傷つけてしまい痔を引き起こす可能性があります。

虚血性腸炎

便秘の時にいきんで便を出そうとすると、腹圧が上がり大腸粘膜への血流が妨げられ虚血状態になることで発生します。

虚血状態が続くと炎症や潰瘍を引き起こします。

便秘の予防法は?

食物繊維を多く含む食べ物をたくさん摂る

食物繊維を多く含む食べ物として野菜果物海藻類玄米などがおすすめです。

食物繊維を摂ると、腸内環境が改善しやすくなります。

また、便の量を増やして腸を刺激し、排便を助けてくれます。

発酵食品を摂る

発酵食品を摂るには納豆キムチヨーグルトなどがおすすめです。

これらを多く摂ると、乳酸菌ビフィズス菌などの善玉菌が腸内環境を良くしてくれます。

水分を十分に摂る

水は便の量を増やして滑らかなものにしてくれます。

水が足りないと便が硬くなり腸に留まってしまいます。

毎日同じ時間にトイレに行く習慣をつける

朝起きたと同時に腸も働き始めます。朝起きて朝食を食べた後すぐが排便のゴールデンタイムです。

また排便は脳と腸が行う習慣性の行動なので、決まった時間にトイレに行き座ることで腸が「今出す時間」という事を認識することが出来ます。

適度な運動をする

適度な運動は腸全体を刺激して蠕動運動(腸が動いて便を送る動き)が活発になります。

自社開発プロテイン

ミライエプロテイン

当院では、自社開発の腸内環境改善に特化したプロテインを販売しております。

ミライエプロテインは腸内環境を整える鍵となるシンバイオティクスです。
シンバイオティクスとは、
プロバイオティクス(善玉菌)プレバイオティクス(善玉菌のエサ)を組み合わせたものです。
この2つを一緒に摂ることで、お互いの効果を高め、腸内環境をより効果的に改善することが期待されます。

プロテイン

シンバイオティクス

当院での便秘に対するアプローチ

当院では、内臓整体自律神経の調整に力を入れております。

内臓や筋肉・神経・血管などは頭からつま先まで全身を包む筋膜という組織に包まれています。

筋膜が硬くなると、機能が低下したり血流が悪くなるので筋膜にアプローチを行います。

また、当院の自律神経の調整は特殊な鍼と通電機器を使ってツボなどにアプローチを行い調整する方法と手技で自律神経に関わりの深い頭蓋や呼吸器・内臓器の調節を行う方法がございます。

便秘は内臓の機能低下はもちろん、自律神経も深く関わっています。

便秘でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

まとめ

本来身体の外に排出しないといけない便を、十分に排出できない状態のことを便秘と言います。

便秘は大きく分けて4つあります。機能性便秘器質性便秘症候性便秘薬剤性便秘です。

機能性便秘はさらに3つに分けられます。

腸自体の動きが悪くなって起こる弛緩性便秘、腸が痙攣して起こる痙攣性便秘、便が直腸まで来ているのに便意が起きずになる直腸性便秘があります。

便秘が悪化してしまうと腹痛食欲不振肌荒れ肩こり頭痛が起きたり、精神的な不調を感じるようになり、イライラしやすくなるのです。

便秘にならないためには食物繊維発酵食品を多くとって腸内環境を整え、便を出しやすくすることが大切です。
適度な運動は腸に刺激を与えてくれるので便秘改善に繋がると言われています。

毎日同じ時間にトイレに行く習慣をつけるのも効果的です。

便秘は身体のSOSとも言われています。

単に便が出にくいという問題だけではなく、自律神経の乱れ運動不足水分不足ホルモンの異常がんの前兆などといった身体の危険サインの可能性があります。

便秘を甘く考えて放置してしまうと、体調不良を引き起こす事だけではなく、脳卒中のリスク上昇重大な病気の発見が遅くなるなどの事も考えられます。

少しでも不調を感じたら我慢せず一度ご相談下さい。