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足底のしびれの原因は、、?足根管症候群について

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公開日:2024.03.18

足底のしびれの原因は、、?足根管症候群について

足底のしびれの原因は、、?足根管症候群について

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

歩行やスポーツによる足や足指の痛みもお任せください!

今回は「足根管症候群」についてご紹介します。

目次

足根管症候群とは?

足根管症候群とは、足根管の内部を走行する“脛骨神経”が何らかの影響により圧迫を受けることで起こり、足の裏を支配する内側足底神経と外側足底神経に障害が出る絞扼性神経障害を指します

神経が圧迫される原因としては以下のものが挙げられます。

・過度の回内足(扁平足)

・ガングリオン(関節周辺にできるゼリー状の腫瘤)

・腫瘍

多くの原因が不明と特発性なのですが、中には足首の捻挫や骨折といった外傷が原因となるものやきつい靴などを履くことによる外部からの圧迫、足根骨癒合症という生まれつきに骨のでっぱりによる神経の圧迫のこともあります。

足のレントゲン写真をみせる医師の写真

足根管ってどこのこと?

足根管とは、足根部(内くるぶしの下)にあるトンネルの構造をしているもので、以下のもので構成されます。

・脛骨…すねの骨

・距骨…足首の内部にある滑車の役割をする骨

・踵骨…かかとの骨

・屈筋支帯…腱や神経、血管をまとめる役割をする組織

屈筋支帯

屈筋支帯はトンネルの屋根の役割をする構造をしており、その下をふくらはぎ~足の指に付着し指先を握り込む動作で収縮をする筋肉・指先まで血液を巡らせる動静脈・足の裏を支配している神経が走行し、この組織がバラバラになるのを抑える構造を指します。

足根管症候群になるとどんな症状がでてくる?

上記でご説明したトンネルが狭くなることで通過している神経や血流に障害が起き症状がでてきます。

まず、神経の症状としては、足首からつま先にかけてビリビリ・ジンジンのような感覚を感じます。

似た感覚でいうと長時間正座をしたあとを思い浮かべると想像が付きやすいのではないでしょうか。

また、その他に異物付着感、神経の圧迫だけでなく血管の圧迫も受けるため血流障害が起き冷感・熱感などといった症状が現れる場合があります。

物付着感に関しては、足の裏にお餅がくっついている感じ・足の裏の皮が分厚くなった感じ・素足で砂利道を歩いている感じなどと訴えられる方が多くいらっしゃいます。

これらの症状が安静時にも強いときには、夜間の不眠の原因となっている場合もあります。

しびれは主訴として、足の裏の内側(内側足底神経の支配領域)に出ることが多いのですが、絶対ということはなく足の裏の外側(外側足底神経の支配領域)のみの場合もあります。

そして、足の甲や足首よりも上にはしびれや冷感・熱感といった症状が出ることはありません。

足根管症候群のセルフチェック方法

足根管症候群の診断は、痛みやしびれの部位、受傷機転を確認し、原因や症状があるかを診ていきます。

そこで簡単なチェック方法を1つお伝えします。

“チネル徴候”という検査法です。

内くるぶしの下を軽く叩くまたは触ると、神経の末端部(指先)までしびれや痛みが走るというものがあります。

また、上記に加えて慢性的に長期間続く足裏や踵の痛みも神経の圧迫が考えられます。 このようにどの組織が原因でどの組織に障害が起きているのかを明確にし、施術を行っていくことが症状改善の最短ルートとなります。

足根管症候群に対する当院のアプローチについて

当院では痛みの原因を探求し、なぜ痛みがでているのか・どうしたら症状が改善するのかを見極め、ご自身のお身体の状態を患者様にもご理解・ご納得いただいた上で整体等の施術を行っております。

マッサージや電気治療をして“一時的に痛みが改善すれば良い”というその場だけの治療より根本原因である部位にアプローチを加えていくことで症状を繰り返さないように施術を行っていきます。

お身体の状態が全く同じという方はほとんどいません。

なので、1人ひとり合った最適なプランをご提案させていただきますので、安心して施術を受けていただければと思います。

状態に応じて、足にかかる軽減させるためにテーピングやインソールのご提案をさせていただきます。

当院で扱っているインソールが従来のインソールと大きく違う部分は支える場所です。

従来では土踏まずを引き上げるようなインソールが多かったのですが、その場合だと怪我が多くなっていました。

当院で使用インソールは、足の外側にあるキーストーンと呼ばれる骨(立方骨)を支えることで、怪我の誘発率を下げながら高パフォーマンスを実現したものになります

普段の生活で頻度多く履く靴に使用いただくことで足の指(足趾)をトレーニングすることが可能です。

この結果、インソールを入れていない状況でも効果を発揮するという特色があり、上記でご説明をした”浮き指を”防ぐことも可能となります。

当院で働くスタッフ全員がこのインソールを使用しておりますので、生の声を聞いてみてください!

インソールを靴の中に入れる女性の写真

お身体のことで不明な点や不安なことがあればどんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

吉田勇樹

吉田勇樹Yuki Yoshida

柔道整復師、鍼灸師

知識、技術だけではなく「人として魅力あふれる治療家になりたい」という想いで日々励んでいます。
今現れている症状を改善するだけが治療ではありません。
親切・丁寧をモットーに些細な変化にも気づける性格を活かして、不安や悩みも解消できる患者様の気持ちに寄り添った治療を大切にしています。