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腕の痛み・しびれの正体は!?胸郭出口症候群について

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公開日:2024.03.14

腕の痛み・しびれの正体は!?胸郭出口症候群について

腕の痛み・しびれの正体は!?胸郭出口症候群について

こんにちは!骨盤矯正・鍼灸・筋膜リリースでトータルアプローチ!

東船橋、妙典、幕張本郷で丁寧と評判!ミライエ鍼灸整骨院です。

腕の痛みやしびれ、脱力感、冷感、神経症状のお悩みもお任せください!

腕や手指のしびれや痛み、感覚異常をもたらすものは首に問題があるのではと考えることが多いと思います。 

もちろん首の神経や頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアのように関節自体に原因があり症状が出現するものもあります。

ただ首以外の箇所に原因があり、同じように腕や手指に症状が現れる疾患も多くあるため鑑別が重要になってきます。

今回は上肢痛関わるものの1つでもある「胸郭出口症候群」という疾患についてご紹介していきます。

先生が模型を使って説明をしている写真
目次

胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群とは、4つの疾患をまとめた総称であり下記に記載されたものをまとめた呼び方となります。

・斜角筋症候群 

・頚肋症候群

・過外転症候群

頚椎(首の骨)からのび、腕を支配する神経の束の“腕神経叢”と腕に血流をまわすための血管である“鎖骨下動脈鎖骨下静脈が胸郭出口部の領域を通過する際に3つの狭い間隔があり、圧迫を受けてしまうことで、末端である腕や手指に症状が現れます。

その間隔とは以下の通りとなります。

・前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨で形成される三角間隙

・第一肋骨と鎖骨の間隙

・小胸筋と肋骨の間隙

胸郭出口症候群が起きる原因について

筋肉の使いすぎや姿勢・バランスが崩れていることが原因で筋肉が伸ばされているなどの何らかの原因で上記の間隙が圧迫されてしまい、神経を圧迫してしまうと神経症状であるシビレ脱力感、神経と血管は並走するので血管を圧迫してしまうと末端部の冷感などの症状が出現します。 

そして、腕を挙げて保持した姿勢で症状が増悪するのが特徴的です

また、若い「なで肩」の女性に多い傾向があります。

圧迫部位と症状によって神経性のもの、動脈性のもの、静脈性のものの3つに分類されます。

どこに原因があるのかは徒手検査※での判別が可能です。

徒手検査

徒手検査とは別名で理学検査とも呼ばれます。

検査方法は、患部と思われる部分を動かしたり、延ばしたり、叩いたりします。

また、患者様に抵抗運動を行って症状の有無を確かめる方法もあります。

どこの部位にどのような症状が現れているのかも重要なことですが、どの部分が根本的な原因で症状が引き起こしているかという鑑別も重要になってきます。

胸郭出口症候群に対する当院のアプローチについて

1人ひとりのお身体の状態にあったベストな提案をいたしますが、当院で胸郭出口症候群を抱えている方にオススメしているアプローチ方をご紹介します。

根本原因にアプローチ!骨格・骨盤矯正について

当院では、デスクワークなどによる背骨や骨盤の歪みに対する姿勢改善や骨盤矯正などの根本治療に力を入れております。

負担がかかっている原因の筋肉に鍼灸治療や筋膜リリースで直接アプローチを行うことも可能です。

そして、他院ではあまり扱っていない骨盤矯正専用のベッドと特殊な鍼を使用して施術を行っていきます。 骨盤矯正専用ベッドは、カイロプラクティックの本場であるアメリカでの採用実績が最も良いベッドを使用しております。通常のベッドでお身体を押すとベッドにぶつかってしまうと思いますが、当院で使用しているベッドはお身体とベッドが一緒に上がって一緒に落ちるベッドとなっておりますので、痛みやお身体の負担を感じることなく姿勢や骨格・骨盤の矯正が可能となっております。

原因に直接アプローチ!鍼灸治療について

当院は、鍼治療にも力を入れています。

鍼治療は鍼を刺しておいておく“置鍼術(チシンジュツ)”や刺した鍼を上下に動かす“雀啄術(ジャクタクジュツ)”といった手技を鍼灸師が用いて行います。

一般的な鍼治療で行われるのは、刺した鍼に電気を流して筋肉を収縮させ血流の促進をはかる低周波通電療法(パルス治療)です。

しかし、当院では一般的な鍼の他に千葉県ではほとんど受けることのできない特殊な鍼のご用意があります

特殊な鍼というのは、1本の鍼で全身に施術が行えるものとなっております。

広島から取り寄せているもので、千葉で扱っているところはほとんどない特殊な鍼となっております。

1本で全身の施術が行えるため、多い方で100ヶ所ほどの部位へアプローチをすることが可能となっております。刺激量は当院の鍼灸師が調節しながら施術を行いますので、ご安心ください。

自律神経を介してのアプローチについて

当院では、自律神経の治療にも力を入れております。

手技で自律神経にアプローチをする方法鍼と特殊な通電機器を使用し自律神経にアプローチをする方法の2つがございます。

鍼でのアプローチをとしては、当院では自律神経の調節に特化した特殊な鍼のご用意がございます。この特殊な鍼とマイナスイオンをお身体に流す特殊な通電機器を使用することで、お身体の状態を回復させていくという方法です。 また、手技では自律神経に関わりの深い部(頭蓋、呼吸器、内臓器)に筋膜リリースを用いてアプローチを加えることで自律神経にアプローチを行っていきます。

上記でご説明してきた施術を当院では受けていただくことが可能です。

どの施術もソフトな施術となっておりますので、痛みやお身体の負担を感じることなく施術を受けていただけますので、ご安心ください。

その他日常生活でのセルフケアやストレッチもお伝えできますので、お身体のことについて何かお困りのことがございましたらどんなに些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

齋藤鈴華

齋藤鈴華Reika Saito

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師

幼少期からサッカーをしています。整骨院で治療を受け、けがで苦しむ仲間が笑顔を取り戻した姿に感銘を受けました。
皆様が痛みや不調に苦しむことなく、笑顔で過ごせるよう、全力でサポートいたします。